株式会社インタツアーが、22卒〜25卒学生を対象に実施した「就活におけるクチコミの活用状況調査・小売・流通業界編」によると、業界大手に対して今後の成長性などプラスイメージを抱いているものの、就職先として選ばない学生が半数を超えていることがわかった。

  調査概要

  22・23・24・25卒生対象 業界別イメージ調査 小売・流通業界編

  調査機関 株式会社学生就業支援センター(現:株式会社インタツアー)

  調査対象者 学生就業支援センター登録の22卒・23卒・24卒・25卒大学生

  調査母数 10,941名(文系学生9,392名、理系学生1,549名)

  回答数 594名(22卒 89名、23卒 186名、24卒 241名、25卒 78名)

  調査方法 SNSを経由した依頼によるWEBアンケート

 期間 2022年2月10日〜2022年2月17日

小売・流通業界の選考を受けるかというアンケート調査によると、「選考を受けるつもり(受けた)」は、わずか8.6%で、「受けるかも」が35.0%で、「受けるつもりがない」は56.4%という結果だった。

では、なぜ就職先として敬遠されているのだろうか。その理由は、学生が挙げている小売・流通業界に対するマイナスイメージから見ることができる。

マイナスイメージとして挙げられているのが「全国転勤がある」(38.7%)、「仕事が作業的」(30.8%)、「給料が低い」(29.3%)など、待遇面やワークライフバランスについての評価が低く、それが就職先として選ばれない理由のようだ。

全国展開をしている大手の小売・流通業界では、転勤が当たり前だったが、それがワークライフバランスを重視する傾向と逆行すると受け止められているのかもしれない。

一方、大手の小売・流通業界は知名度も高く、かつては新卒の大量採用の受け皿としての人気も高かったが、いまや人出不足が叫ばれる業界の代表格でもある。

小売・流通業界が成長を続けていくためには、プラスイメージとマイナスイメージのギャップを、いかにして埋めていくかが問われることになりそうだ。