武内直子さんの人気マンガが原作のアニメ「美少女戦士セーラームーン」シリーズの新作劇場版アニメ「美少女戦士セーラームーンEternal」で、お笑いタレントの渡辺直美さんが、セーラームーンたちの敵となる悪の霊魂導師・ジルコニアの声優を務めることが9月11日、明らかになった。ジルコニアが登場する映像が8日に公開されたが、キャストは明らかにされていなかった。渡辺さんがスーパーセーラームーンをイメージした衣装をまとった写真も公開された。

 ジルコニアは、「美少女戦士セーラームーンEternal」の最大の敵、女王ネヘレニアに仕える謎の高齢の女性。地球の征服を成し遂げるためにセーラー戦士たちの前に立ちはだかる。

 渡辺さんは芸能界屈指の「セーラームーン」ファンで、これまでもSNSなどで作品への愛を発信してきた。声優としての出演が決定し、渡辺さんは「まさか大好きな『美少女戦士セーラームーン』に出演できるなんて夢にも思わなかったので、最強にうれしかったです! 私にとって、セーラームーンは『人生の光』。子供の頃からセーラームーンが大好きで、セーラー戦士のみんなを見るだけでも、“キュン”としますし、今でもグッズを買いあさってしまうくらい大好きな作品です」と語っている。

 オファーを受けた時を「新しいセーラー戦士としてのオファーなのかな?と思っていたのですが、敵役のジルコニアでした(笑い)」と振り返り、「かなり声のトーンを落として、喉を潰す勢いでやらせてもらいました。気持ちの面でも胸は痛いですが、『セーラー戦士を倒してやる!』というジルコニアの気持ちに合わせて演じました。直美史上、一番のハマリ役になっているんじゃないでしょうか!?」と自信を見せた。

 小佐野文雄シニアプロデューサーは「渡辺さんがセーラームーンが大好きということは以前から存じ上げており、『美少女戦士セーラームーン』と渡辺さんのブランドPUNYUSとでコラボさせていただいた時もセーラームーン愛にあふれているところを拝見しておりました。そこで、ぜひ作品の中でもご一緒できないかと思っていたところに今回の劇場版があり、オファーさせていただきました」と説明した。

 「敵役の悪の霊魂導師ジルコニアなんですが……(渡辺さんすみません)。アフレコでは、渡辺さんが本当に役を作りこんで演じていただけて、ご本人と分からないくらい見事な仕上がりに現場は大満足(&大爆笑)で、大変盛り上がっておりました。渡辺さんのお力添えもあり、クオリティー高い作品となっておりますので、ぜひ楽しみに待っていただけたらと思います」とコメントを寄せた。

 「美少女戦士セーラームーン」は、1992〜97年に少女マンガ誌「なかよし」(講談社)で連載された人気マンガが原作で、テレビアニメも同期間に放送された。ドジで泣き虫な月野うさぎが、愛と正義の美少女戦士に変身し、仲間の戦士たちと活躍する姿が描かれている。

 劇場版アニメ「Eternal」は、「美少女戦士セーラームーン Crystal」の第4期「デッド・ムーン編」が前後編で描かれる。第3期「デス・バスターズ編」に引き続き、今千秋さんが監督を務め、「美少女戦士セーラームーン」「美少女戦士セーラームーンR」などのキャラクターデザイン、作画監督を担当してきた只野和子さんがキャラクターデザインを手がける。原作者の武内さんが監修する。前編が2021年1月8日、後編が2月11日に公開される。