永井豪さん、石川賢さんの人気マンガ「ゲッターロボ」シリーズの最終章が原作のテレビアニメ「ゲッターロボ アーク」が、7月4日からTOKYO MX、BS11ほかで順次放送される。原作は、「ゲッターロボ」をはじめとする「ゲッターロボ・サーガ」の最終章で、石川さんが亡くなったため、未完となっている。アニメは、「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」「新ゲッターロボ」などの川越淳さんが監督を務め、Bee・MediaとstudioA-CATが制作する。川越監督にメールインタビューを行って、同作について聞いた。

 ◇ゲッター線と人類の未来の壮大な戦い

 −−「ゲッターロボ・サーガ」の中で「ゲッターロボアーク」ならではの魅力は?

 若い新たなゲッターチームの登場と旧キャラとの宿命的な血のつながりでしょうか。「真ゲッターロボ」から定義された、ゲッター線と人類の未来の壮大な戦いの行く末。

 −−アニメ化にあたり、一番大切にしようとしたことは?

 アクションも大切ですが、登場人物の心情のぶつかり合いにより物語を転がしていくこと。

 −−2021年に放送されるアニメということで意識したことは?

 それはあまり意識していません。今までの積み重ねの延長上から進化することでしょうか。

 ◇石川賢の独特の切り口

 −−アニメ化する中で見えてきた「ゲッターロボ」の普遍性もありましたか?

 あまたSF作品で語られてきた宇宙観を石川さんが独特の切り口で挑んだことかなと。

 −−CGの技術が向上した今だからこそできた表現はありますか?

 今まで、天才アニメーターが血を吐きながら手描きしていたものとは異なりますが、CGアニメーターの方たちの中にも作家性のある方がたくさん生まれてきて、いろいろな表現が可能になっています。

 −−永井さんから要望、意見などはありましたか?

 豪先生は、あまり作品に口出す方ではないです。「マジンカイザーSKL」の時はいろいろな意見をくださいましたが、今回はそっと見てくれている感じです。

 −−未完の作品です。アニメでラストをどのように描く?

 すみません、お楽しみに!としか言えません。