特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」(テレビ東京系)が、7月10日から毎週土曜午前9時に放送される。特撮は若手俳優の登竜門と言われることもあり、「ウルトラマン」シリーズはもちろん、「仮面ライダー」シリーズ、「スーパー戦隊」シリーズを手掛けてきたことで知られ、「ウルトラマントリガー」の監督を務める坂本浩一さんは「新しい存在、才能を見つけていくというのが僕たちの仕事」とも感じているという。「ウルトラマントリガー」は、主人公・マナカ ケンゴ役の寺坂頼我さんに加え、豊田ルナさん、金子隼也さんら“新しい才能”が集まった。坂本監督に「ウルトラマントリガー」のキャストの魅力を聞いた。

 ◇ウルトラマンにふさわしい寺坂頼我 素直で真面目な好青年

 「ウルトラマントリガー」は、超古代の光の巨人伝説というコンセプトや シリーズ史上初めて描かれたウルトラヒーローのタイプチェンジなど「ウルトラマンティガ」の原点を踏襲。3000万年前、闇の力との戦いの末、悠久の眠りについていた光の巨人・ウルトラマントリガーが、光を継ぐ主人公・マナカ ケンゴと一体化し、地球の未来のため再び怪獣災害や闇の力に立ち向かう姿を描く。

 マナカ ケンゴを演じるのは、ボーイズグループ「祭nine.」のリーダー・寺坂さんだ。坂本監督はオーディションで見た時から「輝いていた」と絶賛する。

 「可愛いんですよ。本当に素直な子で。今回主役を決めるに当たってオーディションで大々的に募集したのですが、頼我の持つ素直さが輝いていました。ウルトラマンとしてふさわしい子です。『ウルトラマンZ』のナツカワ ハルキ(平野宏周さん)がすごく好青年でしたし、それに続く好青年は難しいかも……と思っていたのですが、頼我がいました。オンオフが全くなくて、ずーっと明るいです(笑い)。しかも、すごく真面目で、一生懸命なんですよね。『子供の頃からヒーローになりたかったんです』『もう泣きそうです』と涙ぐんで語ってくれたのが、とても印象に残っています。本当によい子に出会えました」

 ◇豊田ルナの演技に期待 金子隼也が可愛い!

 シズマ財団の令嬢で怪獣災害に対応するエキスパートチームGUTS-SELECTの一員でもあるシズマ ユナを演じる豊田さんは、ミスマガジン2019のグランプリに選ばれたことも話題の18歳。豊田さんは、坂本監督からのオファーで出演することになった。

 「笑顔がすごくステキで、普段から本当に明るい子です。僕は普段から雑誌やテレビを見たりして、男性、女性を含めて気になる子がいるとメモしているのですが、ヒロインのユナが『この子は、豊田ルナちゃんに雰囲気が似ているな』と思い始めたんです。子役の頃からキャリアがあるので、演技経験も豊富です。17歳設定のユナに年齢的にも近いですしね。とても魅力的な子です」

 GUTS-SELECTの隊員で開発担当のヒジリ アキトを演じる金子さんも人気が出そうだ。

 「金子君は、まだ演技経験が浅いんですけれども、オーディションで金子君の一生懸命さがしっかり伝わりました。ついつい、親目線になってしまいますね。僕には娘と息子がいるので、自分の子供を見るようになっちゃいますね。可愛いんです。失敗しても『大丈夫だよ〜!』って(笑い)」

 ◇ケンゴ、ユナ、アキトの成長物語

 特撮は若手俳優の登竜門とも言われており、これまで坂本監督が手がけた特撮作品をきっかけに“スター”となった俳優、女優も多い。

 「本当に。自分と一緒に作品に参加し、その後に羽ばたいていくメンバーを見ているとすごくうれしいです。本当にみんな、可愛いですね。メイン監督やるとキャスト陣は自分の子供のように感じます。で、サブで入るときには親戚の子供みたい(笑い)。どっちも可愛いんですけれども、自分の子供の可愛さと、親戚の子供の可愛さってあるじゃないですか。今まで僕が経験してきた中で感じるのがそこですね」

 「ウルトラマントリガー」の撮影について「キャストがみんな和気あいあいとしてて仲よくて、毎日楽しい」と語る坂本監督。同作は「ケンゴ、ユナ、アキトの成長物語でもある」といい、寺坂さん、豊田さん、 金子さんの成長も注目される。