「マギ」で知られる大高忍さんのマンガが原作のテレビアニメ「オリエント」が、2022年に放送されることが8月6日、分かった。声優の内田雄馬さんが主人公・武蔵、斉藤壮馬さんが武蔵の親友の鐘巻小次郎を演じることも発表された。「ずっと前から好きでした。〜告白実行委員会〜」などの柳沢テツヤさんが監督を務め、「宝石商リチャード氏の謎鑑定」などの國澤真理子さんがシリーズ構成、「魔法少女まどか☆マギカ」などの岸田隆宏さんがキャラクターデザインを担当する。「湾岸ミッドナイト」などのA・C・G・Tが制作する。

 刀を手にした武蔵と小次郎が描かれたティザービジュアル、原作の大高さんが武蔵と小次郎を描き下ろしたイラストも公開された。大高さんは「『オリエント』アニメは、現在スタッフの方々が一生懸命制作に励んでくださっております。新たな命を吹き込まれて、キャラクターがアニメでどう動いていくのか、原作者としてとても楽しみです。応援してくださっている皆様も、ぜひ放送を楽しみにしていてくださいね。原作もこれまで以上に頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!」とコメントを寄せている。

 武蔵役の内田さんは「武士は悪だと教えられてきた世の中で、子供の頃から憧れだった武士への熱い気持ちを持って戦う武蔵! 武蔵は、ちょっと抜けてるところあれど、想(おも)いの強さは人一倍! 彼の真っすぐな言葉に力をもらえます。武士の生き様、熱き戦国バトルファンタジーをぜひアニメーションでお楽しみください!」とメッセージを送った。

 小次郎役の斉藤さんは「オーディションを受けるにあたり原作を拝読したところ、のめり込んで一気に読み進めてしまいました。小次郎はクールと見せかけて等身大の少年らしさもある、非常に魅力的な人物です。熱い戦いのシーンもユーモラスな日常のシーンも、自分なりに全力で楽しんで臨ませていただきますので、何卒よろしくお願いいたします! アフレコが待ち遠しいです!」とコメントを寄せている。

 「オリエント」は、2018年に「週刊少年マガジン」(講談社)で連載がスタート。今年2月に「別冊少年マガジン」(同)に移籍し、連載されている。突如、鬼神が飛来した戦国時代の日ノ本を舞台に、自由を求める武士団の戦いを描く。少年の武蔵と小次郎が“最強の武士団”を夢見て鬼神に立ち向かう。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:柳沢テツヤ▽シリーズ構成:國澤真理子▽キャラクターデザイン:岸田隆宏▽音楽:深澤秀行▽アニメーション制作:A・C・G・T

 ◇柳沢テツヤ監督のコメント

 子供の頃からずっと少年マンガを読んでいた。いろいろなことをマンガから教わった。強い主人公が好きだ。信念を貫きどんな試練にも打ち勝つ姿に何度も勇気をもらった。弱い主人公も好きだ。傷つき倒れてなおまた立ち上がる時、人は必ず成長する。悲劇的な話もいい。涙は次への大切なステップだ。時には仲間とケンカしたり笑いあったり……そんなマンガが好きだ。その全てがオリエントにはある。こんな作品をいつか作りたいとずっと思っていた。

 ◇國澤真理子さんのコメント

 「オリエント」の世界は私たちが生きる社会そのものだな、と読めば読むほど感じています。その面白さ・魅力を一人でも多くの人に伝えることができるよう、監督共々日々頑張っているところです。アニメ「オリエント」、楽しみにしていてください。よろしくお願いします。