許斐剛(このみ・たけし)さんの人気テニスマンガ「テニスの王子様」のフル3DCGの新作劇場版アニメ「リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」(神志那弘志監督、9月3日公開)の完成披露舞台あいさつが8月21日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都港区)で開催され、原作者で同作の製作総指揮を務める許斐さん、主人公・越前リョーマ役の皆川純子さん、神志那監督が登場した。テレビアニメが今年20周年を迎えることも話題となっており、許斐さんが皆川さんに「リョーマを彼女がやってくれてよかった。20年間、格好いいリョーマを演じてくれた。これからもリョーマをよろしくね」と伝えると、皆川さんは「うぃっす!」とリョーマさながらに答え、笑顔を見せた。

 新作はフル3DCGで制作されることも話題となっており、皆川さんは「また先生は斜め上の新しいことを、と思いました。2Dは、20年間慣れ親しんだものなので、今3Dにしなくてもと一瞬思ったのですが、『いや、先生が製作総指揮をするのだから、今までと同じことはしないな』と。それが3DCGだったんだなと思いました」と話した。イベントの終盤では、皆川さんがリョーマの決めぜりふ「まだまだだね」を引用し、「この映画を見ないようじゃ、まだまだだね」とアピールした。

 イベントでは、「テニスの王子様」シリーズの大ファンというお笑いトリオの「四千頭身」がサプライズ登場し、新作の公式応援団を務めることが発表された。

 「テニスの王子様」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1999〜2008年に連載されたマンガ。テニスの天才少年・越前リョーマが、青春学園のテニス部で頭角を現し、ライバル校との戦いを通じて成長していく姿が描かれた。2009年から「ジャンプSQ.」(同)で新シリーズ「新テニスの王子様」が連載中。

 新作は、作者の許斐さんが初めて製作総指揮を務め、「テニスの王子様」と「新テニスの王子様」の間の3カ月が描かれる。青春学園中等部が、全国大会決勝戦で立海大附属中学校との激闘を制した3日後、リョーマは単身アメリカへテニスの武者修行の旅に出る。アメリカでギャングとのトラブルに巻き込まれたことをきっかけに、リョーマは、父・南次郎が現役テニスプレーヤーとして活躍していた過去のアメリカへタイムスリップしてしまう……というストーリー。一部シーンが異なる「Decide」と「Glory」の2タイプで上映される。