モデルや女優として活躍する桃月なしこさんが9月4日、東京都内で行われたアプリサービス「東映特撮ファンクラブ(TTFC)」のオリジナル作「ヨドンナ」&「ヨドンナ2」の上映イベントの舞台あいさつに登場した。スーパー戦隊の歴史上で初となる悪の幹部が主役のスピンオフに主演し、上映イベントも実現した感想を聞かれた桃月さんは、「おそれ多いですね」と恐縮した様子でコメント。「ヨドンナ役が決まったときは、まさかこんなに皆さんに求められる存在になるとは思っていなかった」とテレビシリーズ出演決定時を振り返り、「悪役だから嫌われる存在でなければいけなかったのに(ヨドンナが)愛されてすごくうれしい。ありがとうございます」と感謝の言葉と共に喜んでいた。

 「ヨドンナ」は、「魔進戦隊キラメイジャー」(テレビ朝日系、2020〜21年)の敵幹部・ヨドンナにスポットを当てたスピンオフ。仕えてきたヨドン皇帝に裏切られて消滅してしまったヨドンナは、現世によみがえろうと試みる。キラメイレッド/熱田充瑠(小宮璃央さん)のエネルギーを吸収しようとたくらむも、なぜか充瑠のクラスメートで“リア充女子高生”の柿原瑞希(西葉瑞希さん)とつながってしまうというストーリー。

 本作の制作を聞いたときのことについて、桃月さんは、「まさかこんなヨドンナ(全開の)作品ができるとは」と切り出し、「ヨドンヘイム(中心)の作品みたいになると思っていたら、まさかのヨドンヘイムは1回も出てこない。まさかまさかの台本でびっくりしました」と自身の予想とは異なるストーリーに驚いたことを口にした。

 舞台あいさつには、西葉さん、岸洋佑さん、石黒英雄さん、木原瑠生さんも出席し、MCを松本寛也さんが務めた。ヨドンナとつながってしまう“リア充女子高生”の柿原瑞希を演じた西葉さんは桃月さんの印象を聞かれ、「怖い人かなって。可愛い子って怖い人もいるじゃないですか(笑い)。顔が可愛すぎるから性格がどんな子なんだろうとドキドキしていたけど、思ったより暗くて安心しました」とちゃめっ気に回答。聞いていた桃月さんは、「人見知りだから、どうやって話しかけたらいいかわからなかった」と言い、「(西葉さんが)初っぱなからフランクに話しかけてくれたので、だいぶ仲良くなりましたね」と話していた。

 また石黒さんは、「仮面ライダー電王」のカイ役、「ウルトラマンオーブ」の主役であるクレナイガイ役に続き、スーパー戦隊シリーズのスピンオフである本作への出演で、“3大特撮シリーズ”すべてに出演を果たした感想を聞かれ、「特撮ファンの皆さまからSNSを通じて3大特撮制覇というコメントをいただき純粋にうれしかった」と笑顔を浮かべていた。