人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの最新作「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」の「前章 -TAKE OFF-」の完成披露舞台あいさつが9月23日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、シリーズ構成、脚本の福井晴敏さんが登場した。「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」に続き「2205」も手がける福井さんは「俺がやるべきかどうか?と決心しなければいけなかった。『2202』で古代進が地球に帰り、それからが地獄だろうな……と。どこに行っても心が休まることがない。『2202』を含めて、古代進の魂の復権の物語にしようと筋立てを決めた。テーマは別にあるのですが」と話した。

 「2205」には、新キャラクターの土門竜介も登場する。福井さんは、土門竜介について「今までのヤマトのクルーは、古代がどれだけ苦労しているかを知っている。古代の気持ちが分かるから黙ってしまう。『そんなの分からない!』というキャラクターをそばに置いて、ドラマを活気づけようとした。古代にとってそばにいるのはイヤだけど、そばに置くのが古代のマゾヒズム」と明かした。

 舞台あいさつには、古代進役の小野大輔さん、土門竜介役の畠中祐さん、桐生美影役の中村繪里子さん、安田賢司監督も登壇した。

 「宇宙戦艦ヤマト」は1974年にテレビアニメ第1作が放送。「宇宙戦艦ヤマト2」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」なども制作されてきた。第1作をリメークした「宇宙戦艦ヤマト2199」が2012〜14年、「2199」の続編「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」が2017〜19年に劇場上映、テレビ放送された。「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」は、全2章。「前章 -TAKE OFF-」が10月8日から上映される。