天野こずえさんのマンガが原作のアニメ「ARIA」の新作「ARIA The BENEDIZIONE」の完成披露上映会が11月18日、ユナイテッド・シネマ豊洲(東京都江東区)で開催され、姫屋の晃・E・フェラーリ役の皆川純子さんら声優陣が登場した。新作は“蒼のカーテンコール最終章”で、姫屋の物語が描かれる。皆川さんは「最終章と銘打ってはいますが、そんなつもりで演じていません。フィナーレじゃないなと思いながら演じました」と話し、「今もどこかで(水無)灯里たちは元気で暮らしていて、またいつか彼女たちの日常を切り取って、皆さんにお届けできるような気がします」と思いを語った。

 姫屋を中心に描かれる新作について、皆川さんは「もう、たっぷり姫屋です。(自身も映像を見て)姫屋を浴びているという感じになりました。ぐっときたのは、思っていた以上にそれぞれの絆が深かったところです。相手を思う気持ちが想像以上でした。そのことにびっくりして、新発見して、(姫屋の)晃って、藍華って、あずさって最高だなと思いました。ぜひ、その絆を堪能してください」と見どころを語った。

 上映会には、あずさ・B・マクラーレン役の中原麻衣さん、水無灯里役の葉月絵理乃さん、アリア社長役の西村ちなみさん、主題歌を担当する牧野由依さん、名取孝浩監督も登場した。

 「ARIA」はマンガ誌「月刊コミックブレイド」(マッグガーデン、現在は休刊)で2002〜08年に連載されたマンガが原作。水の都・ベネチアがモチーフの街を舞台に、ARIAカンパニーで一人前の水先案内人を目指す主人公・水無灯里の修業の日々、友人や先輩との交流などを描いている。

 テレビアニメ第1期が2005年、第2期が2006年、第3期が2008年に放送されたほか、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)も制作された。

 新作アニメ「ARIA The BENEDIZIONE」は、2015年に劇場公開された「ARIA The AVVENIRE」、今年3月公開の「ARIA The CREPUSCOLO」に続く“蒼のカーテンコール最終章”で、姫屋を中心とした物語が描かれる。「ARIA」シリーズを手がけてきた佐藤順一さんが総監督を務める。