尾田栄一郎さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「ONE PIECE(ワンピース)」(フジテレビ系)の11月21日放送の第1000話で、きただにひろしさんが歌う初代オープニングテーマ「ウィーアー!」が“復活”することが分かった。第1000話では、新規作画の映像と共に「ウィーアー!」が流れる。

 テレビアニメ「ONE PIECE」は、1999年10月20日の放送スタートから約22年で偉業を達成する。主人公のモンキー・D・ルフィ役の田中真弓さんは「こんなに長い間、1000話も見続けてくれたなんて、本当に感謝です。始まった時は、このアニメが1000話も続くなんて誰も想像していなかったと思います」とコメント。

 「最近、友人からコミックスの表紙を一生懸命書き写している小学生の子がいると聞いたんです。それってつまり、まだ始まった頃は生まれていなかったんですよね。そんなに小さい子からも愛されているなんて、本当にすごいなって思います。あと何年かわからないですが、生きて最終回まで行きたいです。尾田っちにありがとう、そして視聴者の皆さんにも感謝です」と話している。

 ゾロ役の中井和哉さん、ナミ役の岡村明美さん、ウソップ役の山口勝平さん、サンジ役の平田広明さん、チョッパー役の大谷育江さん、ロビン役の山口由里子さん、フランキー役の矢尾一樹さん、ブルック役のチョーさん、ジンベエ役の宝亀克寿さんもコメントを寄せている。

 「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年・ルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描くマンガ。1997年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった。2010年3月に発売されたコミックス第57巻の初版発行部数が日本出版史上最高となる約300万部を記録。2012年8月発売の第67巻は初版約405万部で、自己記録を更新した。2015年6月には「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」のギネス世界記録に認定された。1月4日発売の「週刊少年ジャンプ」5・6合併号で連載1000話に到達した。アニメは、フジテレビ系で毎週日曜午前9時半に放送。

 ◇ゾロ役・中井和哉さんのコメント

 若い人たちにとっては物心ついた時からある、あって当たり前のものになってますよね。僕の立場でも、尾田先生が面白いお話を描いてくれるのは当たり前、みたいについつい思ってしまいます。でも、先生がご家族に支えられた話を単行本に描いていたみたいに、当たり前は誰かの頑張りで作られているものなんですよね。アニメは大人数の共同作業です。一人一人の頑張りが積み重なって、ずーっと当たり前を続けてこられたことは、当たり前どころか、結構奇跡だと思います。そして、数あるアニメの中からワンピを選んで共に奇跡に立ち会ってくれている皆さんには感謝しかありません。ありがとうございます!

 ◇ナミ役の岡村明美さんのコメント

 1000話おめでとうございます! 私は1話から出させていただいているのですが、皆様のおかげでついに1000話を迎えることができました。ありがとうございます。これは応援してくださっているスタッフの皆様、携わってくださっているスタッフの皆様、そしてこれほど長い間描き続けてくださっている尾田っちのおかげです。尾田っちと同じ時代に生まれて本当によかった!! ルフィの冒険・ルフィの幸せな姿をぜひとも見届けたいと思いますので、これからもよろしくお願いします!

 ◇ウソップ役の山口勝平さんのコメント

 1000話おめでとうございます。すごいですよね、アニメで1000話、実際もう22年やらせてもらっているのですね。物語の中のルフィとウソップの年は、最初17歳だったのが、今は19歳になったので、彼らの時間では2年たっているんですけど、ボクらは桁が一つ違いますね(笑い)。始めた時から、ずっとこのワクワク感は変わらないので、これからもファンの皆さんと一緒に「ワンピース」を楽しんでいきたいです。スタッフさんもキャストも家族ぐるみのつきあいみたいになっているので、絆を大切にこれからも頑張っていきたいです。

 ◇サンジ役の平田広明さんのコメント

 1000話おめでとうございます。とても長いようでもあり、あっという間のようでもあり、でもやっぱり長い年月でした。不思議と今でも初めて参加した20話の収録のことは昨日のことのようによく覚えています。ほかにも収録でのことはポイントポイントでよく覚えていて、気がつくと20年以上です。20年もあると状況はいろいろ変わっていくし、今はコロナで収録も一緒じゃないことが多いけど、やっぱり改めて見るとみんな老けたな〜って思いますね(笑い)。ということはオレも老けたんだよね。中井くんなんて、当時は可愛かったもんな〜。応援してくださった皆さんに感謝し、これからも皆で頑張ります。

 ◇チョッパー役の大谷育江さんのコメント

 おめでとうございます! この番組に初めて呼んでいただいた時は、幼少の頃のサンジ役だったんです。でも、1回その役で出ちゃったので、もう呼んでもらえないかな?と思って悔しかったんですけど、チョッパー役で呼んでいただけて、一緒に冒険することができて本当に幸せだなって思いました。その時はこんな長い旅になるなんて全く思ってなかったですし、月並みですがあっという間でしたね。ルフィたちの濃い2年間を表現することができて幸せに思います。すでに日常生活の一部になっているので、いつか終わると思うとさみしいですが、ワクワクを終わらせないで、最後まで突っ走りたいです。

 ◇ロビン役の山口由里子さんのコメント

 1000話おめでとうございます! 感慨深くて、最近ずっと1000話について考えています。ロビンは最初できる限りの悪女でいてくださいと言われていたのですが、まさかこんなふうに仲間になるなんて想像もしていなかったです。あの頃のオールサンデーがいまのロビンになるなんて! そう考えると、キャラクター一人一人に壮大なドラマがあるわけですから、尾田先生は本当にすごい方だなと思います。

 見てくださる方が必ず誰かに共感できますよね。最近はコミックスを1巻から読み返しています! ゆっくり読んでいるので100巻までほど遠いですが、新たな発見もあって楽しんでいます。できれば永遠に続いてほしいし、終わることは考えたくない。ファンの皆さんと一緒になってワクワク楽しんでいきたいです。これからも1話1話を精いっぱい大切に演じさせていただきます。

 ◇フランキー役の矢尾一樹さんのコメント

 3役(ジャンゴ、ボン・クレー、フランキー)やっているので、おそらくあまり間をあけずに出ていると思うんですが、真弓さんと大場(真人)さん(ナレーション担当)にはかなわないですね(笑い)。フランキーは233話から出ているんですが、結構早い段階から出ていたんだなあと感じます。1000話に到達する作品に出会うことって、なかなかないと思うんですが、いい仲間たちと仲間になれて本当によかったです。

 ただ、フランキーは一人で船を直しにいっちゃうので、今度船が壊れたらみんなで直したいですね(笑い)。みんなの要望を聞きながら、みんなの理想のサニー号にしたいです! 視聴者の皆さん、1000話までお付き合いありがとうございます。最近、みんなで一緒に収録することができていないんですが、絆は深まっているのでこれからも応援してください。

 ◇ブルック役のチョーさんのコメント

 尾田っちが、1話1話に命を注いでいる、心血注いで作っている。それは大好きだからできること。そこに食らいついて、1話1話をアニメにしている東映アニメーションのスタッフ、そしてキャストの皆さん。さらにそれを放送してくれるフジテレビさん。そしてさらにその1話1話を支えてくれる世界中のファン。それが1000話分つながって広がる、まさにワンピースですね。それがどこまで広がるのか、とても感慨深いです。どこまでいくのか? 尾田っちがここからどう進めていくのか楽しみですね。

 ◇ジンベエ役の宝亀克寿さんのコメント

 僕は、最初はゲッコー・モリア役で参加していて、見た目がハードロックのミュージシャンぽいビジュアルだったので、シャウトして仕上げたら面白いかなと高い声で演じたんです。そしたらそのうちジンベエの役が決まって、今度は自分の地声で通そうと考えました。その時はまさかジンベエが仲間に入ると思ってなかったですね。

 「ワンピース」は、戦国時代の歴史を勉強しているみたいな感じで、尾田っちの頭の中ってやっぱりすごいなと思います。ストーリーもそうだけど、キャラを生み出す能力に圧倒されますね。そんな「ワンピース」の世界に、誘われるように参加できたことは、ここまで紆余(うよ)曲折あったけど、人生悔い無しです。手を広げておめでとうと言いたいです。