イチネンホールディングスはインテグラル傘下の肥料メーカー、日東エフシー(名古屋市。売上高168億円、営業利益25億9000万円、純資産466億円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。将来的に農業関連事業をグループの主力事業の一つに育てる方針を打ち出しており、その一環。取得価額は非公表。取得予定日は2023年11月30日。

日東エフシーは傘下に、協同肥料(名古屋市)、北海道肥料(北海道室蘭市)の肥料製造2社、貿易事業の明京商事(東京都千代田区)、運送事業の日東運輸倉庫(名古屋市)など8子会社を持つ。

日東エフシーは1952年に日東肥糧として設立。2019年に、投資ファンドのインテグラルがTOB(株式公開買い付け)で日東エフシーを完全子会社化した。これに伴い、日東エフシーは東証1部、名証への上場が廃止となった。

イチネンホールディングスは子会社のイチネン農園(大阪市)、イチネン高知日高村農園(高知県日高村)の2社を通じて、野菜生産などの農業関連事業を展開している。