戸田工業は、電子部品用の軟磁性材料・部材を製造する韓国合弁会社の戸田イスCORPORATION(TIC、原州市。売上高47億2000万円、営業利益1億500万円、純資産△5億1500万円)を子会社化することを決めた。現在折半出資するが、保有する種類株式に付与された普通株式への転換権を行使し、11月21日付で議決権比率を59.96%に引き上げる。戸田工業が経営の主導権を握り、経営立て直しを急ぐとともに、自動車の電動化などに伴い電子部品に使われる軟磁性材料の需要が拡大する中、一貫した開発・生産体制を整える。

TICは2008年に現地企業のISU Corporation(ソウル)と合弁で設立。軟磁性材料や、これを使ったフェライトコア、フェライトタイル、フェライトシートなどの軟磁性部材を自動車やスマートフォンなどの電子機器向けに製造・販売している。2018年に種類株式を戸田工業が保有する形で増資を行い、この種類株式には普通株式への転換権を付与していた。