豆、ブレンドの割合、抽出法にこだわり、まろやかでコク深く作られたアイスコーヒー、遊び心あふれるアレンジアイスコーヒー。これからの時季にピッタリな至福の味を楽しませてくれる店を紹介します。

苦味と薫りと爽快さのある琥珀色「アイスコーヒー」の名店をご紹介!

リールズのアイスコーヒー [雑司が谷]

凝縮したコクと苦味口中に大きく香り広がる  まずはダッチコーヒーを口に運びひと口。なめらかで凝縮したコクと苦味。飲み込むと口の中に香りが広がり、やさしい甘みも感じられる。うーん、旨いよなあ、この水出しコーヒー。しかも、飲み進めても一向に薄くならず、むしろちょうどよい濃さに。  どのコーヒーにもひとかたならぬこだわりを語る店主の宮宗俊太さんに、その秘密の一端を聞くのが面白い。「豆は深煎りで、苦味や甘みを持つケニアやマンデリンを専用にブレンドして、濃厚に抽出しています。水出しはコツはあるけど、繊細な味が全部出るんですよ」苦味の中に抜けていく清涼感が心地いい。

写真:奥からアイスコーヒー650円、ダッチコーヒー700円 奥の「アイスコーヒー」は熱湯抽出した深煎りコーヒーを急速冷却したタイプ。よく冷えて薄まりにくく、濃厚で味の輪郭もしっかり

写真:サイフォンコーヒーを楽しませてくれるお店として定評のある『リールズ』だが、店主・宮宗さんは焙煎技術とあらゆる抽出法にも精通している。「季節によって人間の味蕾の受け取り方は変わるから」という理由で、厳密に言えばアイスコーヒー用のブレンドは季節によっても変えているという

[酒]なし [その他のメニュー]本日のコーヒー550円、リールズブレンド600円、ストレートコーヒー各種中煎り600円、深煎り650円、サイフォン・ラテ750円、ベイクド・チーズケーキ470円など 店舗情報

出典:https://matomeshi.jp/articles/3034

写真:リールズの店内

[住所]東京都豊島区雑司が谷2-8-6 [TEL]03-6913-6111 [営業時間]11時〜20時(日・祝〜19時)※ランチタイム有  [休日]月 [席]カウンター6席、テーブル14席 計20席/全席喫煙可/予約不可/カード不可/サなし [交通アクセス]地下鉄副都心線雑司が谷駅2番出口から徒歩2分、都電荒川線鬼子母神駅から徒歩30秒

[お店から一言] コーヒーのことならどんなことでも聞いてください 店主 宮宗俊太さん

https://matomeshi.jp/articles/3034

トロワ シャンブルのアイスコーヒー [下北沢]

苦味の中にある表情がいいブレのないいつもの味 「ブレンドで言うと、ドゥミタスに近い濃さ」というアイスコーヒーは、ネルドリップで丁寧に淹れられている。豆は開店以来入れている「コクテール堂」のもので、専用の苦味のある深煎りだ。濃さのみならず、その中に感じられる深みとコーヒーだよなあという表情が印象的な一杯。「濃く落として、周りを氷で冷やすんですが、落としたてではなく、ある程度落ち着かせてからお出しします」とは店主の松崎寛さん。「この店の味」を大切にしていて、いつ行ってもブレがないのもいい。使い込まれたカウンターに腰を落ち着け、いつもの一杯を味わうというのが至福である。

写真:アイスド・コーヒー600円、チーズケーキ・レア400円(セット900円) アイスコーヒーは170gの豆を使って1ℓ、ブレンドと比べるなら50gくらい多い豆を使って濃く落とされる。36年前から変わらないチーズケーキとも相性抜群

[酒]ビール750円 [その他のメニュー]カフェ・オ・レ600円、ドゥミタス700円、ブレンドのタブル700円、ストレートコーヒー700〜750円、レモンティ550円、サンドイッチ600円など 店舗情報

写真:トロワ シャンブルの店内

[住所]東京都世田谷区代沢5-36-14 湯浅ビル2階 [TEL]03-3419-6943 [営業時間]9時半〜23時 ※ランチタイム有  [休日]年末年始 [席]カウンター8席、テーブル17席 計25席/全席喫煙可/平日予約可/カード不可/サなし [交通アクセス]小田急ほか下北沢駅南口から徒歩5分

[お店から一言] 1年中変わらないいつもの味を心がけています 店主 松崎 寛さん

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カフェ香咲のアイスコーヒー [外苑前]

まろやかな味の秘密はエイジングにあり  約7種類の豆をブレンドした自慢のコーヒーの美味しさの秘訣は、淹れたらすぐに高いところから何度か落とすエイジング。「ワインのように空気に触れさせ、少し時間を置いた方が舌への刺激が少なくなるんです」と店長の愛さん。きりっと冷えたアイスコーヒーは、酸味と苦みのバランスがよく驚くほどまろやかだ。人気の「アイス・オレ」はコーヒーの酸味にクリーム感のある濃厚なミルクとの相性抜群。甘みが入るとさらにコクが増すのでシロップ入りをオーダーしたい。

写真:手前からアイスコーヒー 710円、アイス・オレ710円 アイスコーヒーでも香りが豊か。ワインのような豊潤な香りが心地よい

[酒]ハイボール710円 紅茶ハイボール710円 [その他のメニュー]カフェ・カプチーノ810円、ミックスシトラスソーダ760円、ラザニア(バケット・サラダ付き)1400円、焼きチーズカレーライス1000円、クアトロフォルマッジオチーズケーキ600円、バナナタルト550円など 店舗情報

出典:https://matomeshi.jp/articles/3036

写真:カフェ香咲の店内

[住所]東京都渋谷区神宮前3-41-1 [TEL]03-3478-4281 [営業時間]11時半〜20時半(20時LO)、土・日・祝〜18時(17時半LO)※ランチタイム有  [休日]月(祝の場合は営業) [席]カウンター10席、テーブル10席 計20席/全席禁煙/予約可(平日のみ)/カード不可/サなし [交通アクセス]地下鉄銀座線外苑前A3出口から徒歩5分

[お店から一言] ケーキやランチと一緒にぜひどうぞ 店長 岩根愛さん、岩根志津子さん(母)、スタッフ 中村愛莉さん、ジョナサン・ヒーバートさん(夫)

https://matomeshi.jp/articles/3036

カフェ ドゥ ワゾーのアイスコーヒー [阿佐ヶ谷]

たっぷりの豆を使った芳醇で苦味ある至福の味わい  しっかりした苦味とコクに穏やかな酸味が加わり、口の中に心地よい余韻が残る。開店して32年の老舗が供する自慢のアイスコーヒーは「深煎りの豆を粗挽きにしてたっぷり使い、氷に負けない味を引き出す」(店主・宗さん)のが秘訣なのだとか。さらに流水で粗熱を取ってから注ぐ。氷も自家製とくれば、はぁ…美味しさゆえのため息も必然だ。「ブランエノワール」は、さらに濃厚なコーヒーに砂糖を加え、その上にクリームをのせたもの。カクテルのように口に運び、ふたつの個性が奏でる優雅な味わいを堪能したい。夜遅くまで営業し、会社帰りに立ち寄れるのもうれしい。

写真:手前からアイスコーヒー550円、ブラン エ ノワール 650円 冷たいコーヒー2種。他に「アイスカフェオレ」(550円)も用意。どれも苦味を楽しめる大人の味わいだ

写真:開店以来使っている焙煎機。宗さんの焙煎した豆は、電話など購入可能

[酒]なし [その他のメニュー]カフェオーレ、カプチーノ、紅茶各種すべて550円、レモンジュース500円など 店舗情報

出典:https://matomeshi.jp/articles/3037

写真:カフェ ドゥ ワゾーの店内

[住所]東京都杉並区阿佐谷北4-6-28 [TEL]03-3338-8044 [営業時間]12時〜23時 ※ランチタイム有[休日]木 [席]カウンター8席、テーブル8席 計16席/全席喫煙可/予約可/カード不可/サなし [交通アクセス]JR中央線他阿佐ヶ谷駅北口から徒歩8分

[お店から一言] 自慢の味をぜひ楽しみに来てください 店主 宗 孝男さん

https://matomeshi.jp/articles/3037

邪宗門(じゃしゅうもん)のアイスコーヒー [世田谷代田]

この組み合わせ、クセになる!コーヒーの苦味がぴったり  レンガ造りで味のある外観から店内に足を踏み入れると、所狭しとアンティークが置かれ、使い込まれたレトロな空間には何とも懐かしさを覚える。店主の作道明さんが通ううちに憧れたという“宗家”邪宗門の故・名和さんがそうであったように、作道さんがニコニコしながら時々マジックを披露してくれるのもまた楽しい。で、絶品なのがこちらの「あんみつコーヒー」。自家製の寒天を使いあずきとアイスクリーム。ここに黒蜜の代わりに濃厚なコーヒーとミルクをかけるのだが、コーヒーの苦味が絶妙にマッチして何ともさっぱり。いつしか名物になったのも頷ける味!

写真:あんみつコーヒー800円

写真:あんみつコーヒーは「アンパンを食べながらコーヒーを飲んでいて思いついた」とか。ブレンドはモカベースで酸味が利いてるのが特徴。懐かしい味わいだ

[酒]なし [その他のメニュー]アイスウインナーコーヒー800円、クレオールコーヒー750円、ストレートコーヒー各種670円、邪宗門トマトジュース550円、ハニートースト530円など 店舗情報

出典:https://matomeshi.jp/articles/3038

写真:邪宗門の店内

[住所]東京都世田谷区代田1-31-1 [TEL]03-3410-7858 [営業時間]9時〜20時(早く閉店することもあり)※ランチタイム有  [休日]木、不定休 [席]テーブル30席/全席喫煙可/予約不可/カード不可/サなし [交通アクセス]京王井の頭線世田谷代田駅から徒歩9分

[お店から一言] お店の雰囲気もコーヒーもゆっくり楽しんでください 店主 作道 明さん

https://matomeshi.jp/articles/3038

紅鹿舎(べにしか)のアイスコーヒー [有楽町]

優雅な味と銅製のポット昭和レトロな世界に迷い込む  60年の歴史を持つ店内に足を踏み入れると、美術館のようなアンティークの家具や置物に目を奪われる。優雅な気分になるのは開店当時から変わらぬ内装だけではない。うず高く巻かれた生クリームと、2杯分のアイスコーヒーが入った銅製のポットをお盆に乗せた「クリーム・ド・モカ」が運ばれてくると誰もが驚きの声を上げる。「今は健康志向ですが、昔はクリームがたくさん入っていると喜ばれました」とオーナーの村上さん。濃く淹れられたコーヒーは酸味が利いてしっかりした味。クリームは甘さ控え目で、シロップで甘みを調整できるので男性客からのオーダーも多い。

写真:クリーム・ド・モカ900円

写真:豆の配合は秘密だが、バランスがとれ飲みやすい紅鹿舎のコーヒー。先にクリームだけ食べる人も。創業者である、村上さんの亡きご主人は無類の甘いもの好きだったそう

[酒]ビール中ジョッキ800円 ワイングラス赤750円 ウイスキーロック800円 オリジナルコーヒーリキュールロック750円 [その他のメニュー]ブレンドコーヒー700円、カフェ・ボルジア850円、アイスバナナロイヤルカフェオーレ900円、ビーフシチューセット(サラダ、ドリンク、ライス又はパン)1700円、マカロニグラタンセット(サラダ、ドリンク付き)1500円など 店舗情報

出典:https://matomeshi.jp/articles/3039

写真:紅鹿舎の店内

[住所]東京都千代田区有楽町1-6-8 [TEL]03-3502-0848 [営業時間]9時半〜23時45分まで(食事23時LO、飲み物23時半LO、土・日・祝9時〜)※ランチタイム有  [休日]無休 [席]カウンター9席、テーブル54席 計63/分煙/予約可(時間帯による)/カード不可/サなし [交通アクセス]JR山手線ほか有楽町駅から徒歩2分

[お店から一言] レトロな雰囲気と変わらぬ味を楽しんで オーナー村上節子さん

https://matomeshi.jp/articles/3039

ぽえむのアイスコーヒー [下高井戸]

アイスでも豆本来の香りが残るぽえむのキューバン・コーヒー  メニューに世界各国のコーヒーが並ぶが、先代社長である山内豊之さんが「世界旅行の気分を味わってほしい」と研究したそうで、なかでも人気なのが「キューバン・アイスコーヒー」。粗目に挽いたコーヒー豆を温めたミルクに直接入れ、丁寧に漉し、溶けにくい氷を使って急冷する。「フィルターなどで漉さずに淹れることで豆本来の個性がダイレクトに出ます」と店長の藤原さん。苦味の強さがかえって濃厚なミルクと相性が良く、野性味あふれる味に感動する。一方、きめの細かい土佐和紙で漉したアイスカフェはすっきりと澄んだ味で暑い日におすすめだ。

写真:和紙アイスカフェ600円、ジャーマンクラシック450円 土佐和紙を使った究極のすっきりコーヒーは、新商品だが評判は上々。手作りの「ジャーマンクラッシック」はナッツがたくさん入っていて香ばしくコーヒーに合う

写真:左からカフェ・フロア・ア・ラ・クレーム650円、キューバン・アイスコーヒー680円 生クリームが乗ったカクテルのように美しい「カフェ・フロア・ア・ラ・クレーム」は、さっぱりとして飲みやすい

写真:個性的な「キューバン・アイスコーヒー」の味と香りが飛ばないよう、一気に急冷する

[酒]なし [その他のメニュー]カフェ・ウエストインディア850円、カフェ・アカプルコ750円、カフェ・メキシカーノ630円、あんこパンケーキ(ドリンクセット)950円、カレーツナサンド680円など 店舗情報

出典:https://matomeshi.jp/articles/3040

写真:ぽえむの店内

[住所]東京都世田谷区赤堤4-46-7 2階 [TEL]03-3323-6305 [営業時間]10時〜23時50分(23時半LO)、土・日・祝9時〜 ※ランチタイム有  [休日]無休 [席]カウンター5席、テーブル23席 計28席/全席喫煙可/予約不可/カード不可 [交通アクセス]京王線下高井戸駅から徒歩1分

[お店から一言] 一度飲んだらクセになるキューバン・コーヒーをぜひ 店長 藤原春香さん

https://matomeshi.jp/articles/3040

伴茶夢(ばんちゃむ)のアイスコーヒー [目白]

甘さとほろ苦さが絶妙。スイーツでもあるアイスコーヒー  目白駅前で40年近く、焙煎度合によって抽出法を変えるという、こだわりのコーヒーを供し続ける同店。これからの時季にオーダーが増えるのが、写真の「カフェクイーン」だ。ジョッキにアイスカフェオレが注がれ、バニラ、生クリーム、コーンフレークがのったパフェと見紛う一品だ。カフェオレはほの甘くしてあるが、深煎り豆をネルで淹れた苦味の利いたコーヒーが使われ、バニラや生クリームと好相性。飲んで食べてと、その慌ただしさが楽しい。歴史を感じさせる店内でこだわりの1杯を飲むのもいいが、こんな遊び心あるコーヒーも味わうもの粋なものである。

写真:カフェクイーン700円 迫力の1杯。学生に人気のほか、パフェは恥ずかしいがこれなら大丈夫というビジネスマンも多い

[酒]なし [その他のメニュー]珈琲450円〜、アイス珈琲450円、カフェオレ510円、ホットケーキ520円(セット670円)、ナポリタン750円(セット930円)、チョコレートパフェ800円など 店舗情報

出典:https://matomeshi.jp/articles/3041

写真:伴茶夢の店内

[住所]東京都豊島区目白3-14-3 地下1階 [TEL]03-3950-6786 [営業時間]8時〜22時半(22時LO) ※ランチタイム有  [休日]無休 [席]カウンター7席、テーブル40席 計47席/全席喫煙可/予約可/カード不可/サなし [交通アクセス]JR山手線目白駅から徒歩1分

https://matomeshi.jp/articles/3041