酒でおなじみのチョーヤが、鎌倉に『梅体験専門店「蝶矢」』を6月11日オープン。 梅酒または梅シロップ作りが体験できるという。それは面白そう! ということで、編集部の戎(えびす)が実際に体験。結論から言う。すごく楽しかった!

mato-messi_News_title_1594824882

鎌倉の新スポット『蝶矢』で梅酒・梅シロップ作りを体験!


『梅体験専門店「蝶矢」鎌倉店』は、2018年にオープンした京都店に次ぐ2号店。

東日本では初の出店となる。

mato_news_07_choya_P1210802_1594824971 古民家を改築したお店は、
鎌倉らしい和の風情があふれている。


店名にある「梅体験」とは、梅酒または梅シロップ作り体験のこと。

厳選された素材から好みを選べ、その組み合わせは100通り以上! 

自分だけのマイ梅酒、マイ梅シロップができあがる。


1日8回実施され、所要時間は約1時間。

最大6人で行うワークショップ形式となっていて、ひとりで何本作ってもOK。


mato_news_07_choya_P1210796_1594825050 梅体験は、
カウンターに6人並んで行われる。


今回はある日の17時〜の回にお邪魔した。

その日の最終組。

男2人で訪れた編集部チームと違って、周りはすべてカップル。

ちょっと気が引けるが仕方あるまい……。


梅コンシェルジュによる梅体験の説明でスタート。

時折笑わせながら軽快なトークで緊張感をほぐしてくれる。


次にボトルサイズの選択。

ドリンク1杯分ができあがる「S」(1000円)、ドリンク3杯分の「M」(2000円)、ドリンク6杯分の「L」(3000円)の計3サイズを用意している。

これが梅体験の基本料金となる。

今回は「M」1本を選んだ。

mato_news_07_choya_P1210793_1594825182 ボトルは3サイズ。梅は写真の通り、通常全5種類(写真はレプリカ)。
この日はその5種類に加え、期間限定1種類も用意。


次いで、梅の紹介。

6種類あり、氷砂糖で漬けたシロップを飲みながら説明を受ける。

この日の梅は下記の通り。

赤梅、青海、小梅と多彩なラインナップだ。

・完熟南高
和歌山県産。熟し度合いは一番。モモのような香りで、濃厚な味わい。

・白加賀
江戸時代から続く歴史ある青梅。酸味があって、スッキリした後口。

・有機南高
桜の葉のようなフレーバー。果実味にあふれ、非常にジューシー。

・NK14
2008年にできた南高梅の新品種。若々しい甘みと香りのバランスがいい。

・パープルクイーン
和歌山でしかとれない小梅。梅酒にすると杏仁豆腐の香りがする。酸味が強い。

・橙高
期間限定の梅(現在は終了)。みずみずしい味わいとフルーティな香りが特徴。

なお、完熟南高、白加賀以外は、プラス料金。Sで+30円、Mで90円、Lで180円。

mato_news_07_choya_P1210738_1594825361 ショットグラスに
梅シロップを少量注いでくれる。
お酒のテイスティングのようで楽しい。


シロップを飲むと、それぞれの梅の個性がハッキリとわかるから面白い。

品種でここまで違うものかと素直に驚いた。

続いて、氷砂糖のテイスティング。

すべて、南高梅と合わせたシロップで飲ませていただける。

・金平糖
「ボトルの中に入れると写真映えしますよ」と梅コンシェルジュ。氷砂糖よりも甘みが強い。

・てんさい糖
黒糖のようなコクがある。ミネラルが豊富だから少しはヘルシーに仕上がるのだろうか。

・有機アガペシロップ
テキーラの原材料に使われるアガペのシロップ。梅の酸味や旨みを引き出してくれる。

・ハチミツ
百花蜜。シロップに使用した場合、ハチミツの香りや味が全面に広がる。完成もまろやかに。


てんさい糖と氷砂糖以外はSが+50円、Mが+150円、Lが300円。

どれも美味しいが、自分のなかで「これを合わせよう」というのがだいたい見えてきた。


最後にお酒の説明。

選べるのは、梅酒作りによく使われるウォッカ、ブランデー、ホワイトラム、ジンの4種類。

いずれもプラス料金で、Sが250円、Mが500円、Lが750円。


ここで作った梅酒や梅シロップは持ち帰り、家で完成を迎える。

それまでのプロセスや、完成後の梅の楽しみ方をレクチャー。


梅酒、梅シロップともに1日1回、ボトルをくるくると回し撹拌させること。

梅シロップは1週間、梅酒は1ヵ月で完成。

ボトル内の梅は、刻んでクリームチーズとともにクラッカーの上にのせたり、ヨーグルトに入れるなどして食べられるそうだ。


mato_news_07_choya_P1210766_1594825499 壁面には、梅シロップが完成するまでの
経過が展示される。


さあ、いよいよ組み合わせを決める運命のとき。

梅酒にするのか、梅シロップにするのか。

組み合わせが100通りを超えるとあって、普通の人は迷うはず。

でもご安心を。

梅コンシェルジュと相談しながら決められるので、気軽に疑問点を聞ける。


自分は酒好きなので迷わず梅酒を選択。

「有機南高」+「有機アガペシロップ」+「ジン」の組み合わせに決めた。

理由は、ジンベースの梅酒があまりないから。

単純に飲んでみたいのだ。

砂糖はジンの香りを立たせてくれそうなアガペシロップ。

梅は、これまたジンに合いそうな桜の葉フレーバーの「有機南高」にした。


mato_news_07_choya_P1210743_1594825606 戎チョイスの
「蝶矢梅キット」(2740円)



さあ、梅酒作りのスタート。

最初は冷凍の梅のヘタ取り。

ヘタを取る道具は耳かきのような形で、チョーヤの工場で作られた特注品。

スッと取れた。

ヘタを取った梅をボトルに入れたら、砂糖(アガペシロップ)を投入。

梅と砂糖(アガベシロップ)の重量が1対1.3になるのが梅酒作りの黄金比なんだとか。

へぇ〜。

梅コンシェルジュが時折教えてくれる豆知識がうれしい。

mato_news_07_choya_P1210749_1594825668 アガペシロップを投入。


トントン拍子に進み、お酒(ジン)を注いだら、最後は箱詰めして終了。

ここから飲めるようになるのは1ヵ月後。


これから、おうちで毎日撹拌をするのだ。

忘れそうで怖い……。

mato_news_07_choya_P1210762_1594825754 梅酒のベースボトルが完成。ここから最低1ヵ月のお付き合いだ。


あっという間の約60分。

それぞれの素材を吟味して決めていく工程が、想像以上に楽しかった。

どんな味に仕上がるのか待ち遠しい。

mato_news_07_choya_P1210769_1594825812 箱詰め。お土産に持っていくのもいい。


一度体験するとわかるが、終了直後から「次はこういうのが作りたい」と頭の中でマイレシピが駆け巡る。

しかしこの体験、すでに狭き門になっているのだ。

予約はお店のHPで行っていて、2週間先までの予約が可能。

日付が変わる0時から予約を受け付けているが、土日や祝日の体験分は受付開始数分で埋まってしまうとか。


実際、京都では予約の倍率が50倍に達するほどの人気ぶりで、リピーターも多いそう。

鎌倉店がオープンしたときも、初回の梅体験は全員が京都で体験されたリピーターだったそう。

また、ボトル、箱を持ち込めば、材料のみの価格で体験することも可能。

費用を安くできるのもまたリピーターを呼ぶ秘訣だろう。

……と、取材しながら作っていた自分とは裏腹に、ほかの方たちは一足先に終了。

店を出る人もいれば、テラスに行く人もいた。

こちらにはテラス席があり、お庭を眺めて過ごすこともできる。 mato_news_07_choya_P1210791_1594825978 テラスでは、
ドリンク片手に小休止なんてのも。


テラスにいる人の手にはドリンクが。

そう、お店では梅シロップを使ったドリンクを販売。

梅体験後はもちろん、ドリンクのみの購入もOK。

鎌倉散策のお供にいい。


ホットで3種類(各400円)、アイスで4種類(各500円)あり、紅茶や緑茶で割った変わり種もそろう。

ホットの緑茶割りは、クエン酸の酸味がホットレモンを彷彿させ、最初は酸っぱく感じるが後味スッキリ。

mato_news_07_choya_P1210778_1594826064 ホットドリンク 緑茶割り 400円


アイスはソーダ割りをいただいた。

底に溜まった完熟南高のシロップをストローでかき混ぜながら飲む。

ほのかな酸味と炭酸で爽快感抜群。

酸味が足らないと感じたら、カップの中にある完熟南高をストローでつぶすべし。

つぶせばつぶすほど酸味が増し、結構酸っぱくなる。

そのぶん、元気になってくる気がするのは、クエン酸のおかげか。

mato_news_07_choya_P1210771_1594826125 アイスドリンク ソーダ割り 500円


2ヵ月に1回限定ドリンクが登場し、下写真の「梅カシスシャーベットソーダ」は8月11日まで。

シャーベットが加わることで、爽快感アップ。

しかし、カシスなので味は濃厚。

スイーツ感覚で楽しみたい。


mato_news_07_choya_P1210774_1594826192 梅カシスシャーベットソーダ 540円


梅作りを楽しめるだけでなく、街歩きに最適なドリンクもいただける。

鎌倉駅西口から徒歩1分というアクセスの良さも魅力だ。

鎌倉観光で行くスポットのひとつに加えてみては。


mato_news_07_choya_P1210802_1594826444 梅体験専門店「蝶矢」鎌倉店
[住所]神奈川県鎌倉市御成町11-7鎌倉御成町白亜1F
[営業時間]10時〜18時
[HP]https://kamakura.choyaume.jp