あまり人には教えたくないお店って誰もが一つや二つあるハズ。今回、紹介する飲食店はまさに“通”を気取れるお店だ。 知る人ぞ知る、四ツ橋の名店「四ツ橋カフェ」である。 屋号にカフェが入っていると名物はスイーツとか、カフェオレなんて女子色が強いメニューを想像するけど、実はココ。名物はハンバ〜グなのだ!

osaka_messi_title_00_1604120508

土日は閉店まで長蛇の列! 著名人も並ぶ幻のハンバーグを食べに本町の「四ツ橋カフェ」に初潜入


あまり人には教えたくないお店って、誰もが1つや2つあるハズ。

今回、紹介する飲食店はまさに“通”を気取れるお店だ。

知る人ぞ知る、四ツ橋の名店「四ツ橋カフェ」である。

屋号にカフェが入っていると、名物はスイーツとか、カフェオレなんて女子色が強いメニューを想像するけど、実はココの名物はハンバ〜グなのだ!

繁盛する今だからこそ過去を振り返られるが、店主は家族含めて非常に苦労したという。

「今から15年前です。当時、不動産業で就職したんですが、どうしても自分でお店をやりたいと思って脱サラ。
このお店を始めたのが約8年前です。最初はカフェバーで私たち夫婦とパートさんで営んでいたんです。
でも、なんせ喫茶店の時間帯はお客さんの滞留も長くて、恥ずかしい話、生活もカツカツやったんですね……。
近隣の店舗さんを見ると、いろいろとされていて、うちも何かに特化せんとアカンと正直思っていたんです。
ランチで出していたハンバーグを売りにしたらどうだろう? 
そう思い立って今のスタイルに変更しました」(店主)


実際、当時からハンバーグランチは評判を呼ぶほど人気メニューだった。

こうして方向性をガラリと変えたのが今から約1年と半年前のことだ。

mato_osaka_097_image2_1604120676
今の時代、話題を呼ぶとそのスピード感たるや実に展開が早い。

SNSで拡散。

テレビも取材に訪れた。

「企業秘密なので言えませんがハンバーグを独自アレンジ。
さらに、うちは家族経営で娘も手伝ってくれています。
安く提供しようと思うと、利益を薄くさせるしかないんですね。
だから、自分たちの人件費を削ってなるべく安価に設定しています」

こうして今のスタイルが定着。

土日は開店から閉店まで人が途絶えることがない飲食店になった。

「ダラダラ続けるよりは時間を決めて集中して働こうと考えたので、11時から16時のお店にしたんです」

mato_osaka_097_image3_1604120747
しかも、予約不可。

誰もが知るあの女優から俳優、そしてスポーツ選手も例外なく並ぶ。

特別扱いは一切ナシ。

食べたけりゃ、並ぶしかないのだ!


平日のランチ時、行列はできるが時間帯を外せば待たずに入れる場合もある。

11時過ぎに訪れると、待ち時間ナシで実際に入れた。

「佐賀牛A5ランクハンバーグ」(200g・1480円税込)を注文。

mato_osaka_097_image4_1604120787
ソースは「オニオン」「おろし」「デミグラス」の中からデミをセレクト。

まずはスープから。

mato_osaka_097_image5_1604120830
野菜の角が取れた円やかな味わい。

スープを飲みながら待っていると、パチパチパチとハンバーグをこねる音が……。

このお店のハンバーグ、なにが違うか? といえば圧倒的な肉質の柔らかさ。

行列ができようと、店主はハンバーグを焼く直前までこねる。

mato_osaka_097_image6_1604120877
ジュワ〜とこぼれる肉汁に加えて、唇で噛み切れるほど柔らかくてふわふわっ。

かつて経験のない、この柔らかさを食べると体感できる。

名店のハンバーグとも一線を画す、驚きの柔らかさなのだ。


しかも、有り難いことにハンバーグ弁当も提供する。

「弁当は消費税8%をいただいています。
ちなみに平日は内税。
土日はメニューすべてに10%の消費税がかかります」

mato_osaka_097_image7_1604120920
消費税分は箱代である。

かなり豪勢で、差し入れとしても使えそう。

mato_osaka_097_image8_1604120945
弁当では醤油ベースのオニオン。

ちなみに6時間後に食してもハンバーグは微塵も硬くなっていなかった。

心斎橋や本町からだと少し歩くが、ぜひ足を伸ばしてでも食べたいお店。


人気の店には、秘密なんてない。


旨いからなのだ。

mato_osaka_097_image9_1604121039 四ツ橋カフェ
[住所]大阪市西区新町1丁目9-17 ジェイ四ツ橋ビル1F
[TEL]06-6543-2088
[営業時間]11:00〜16:00
[定休日]火曜







加藤 慶(かとうけい)
大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。