新型コロナウイルスの感染拡大で宿泊客が激減し、13日、閉館を発表した鹿児島県霧島市の霧島国際ホテル。およそ150人の従業員の再就職先の確保のため、行政に支援を求めていくことになりました。

(弓削眞智子さん)「こんな日が来るとは思っていなかったので、悲しい限り」

霧島国際ホテルで創業のころから働いてきた弓削眞智子さん(68)です。いまも施設内の飲食店で働き、社内結婚で式を挙げたホテルには思い出が詰まっているといいます。突然の閉館の知らせに…。

(弓削眞智子さん)「ことし9月6日でホテル50周年を迎える。迎えられない思いと、これから(従業員)みなさんどうされるのだろうという不安がよぎる」

創業1971年の霧島国際ホテルは、新型コロナの感染拡大で宿泊客が激減し、去年4月から12月の売り上げは例年の4割ほどに落ち込みました。さらに、老朽化した施設の改修費もかさむことから事業継続は困難と判断。5月20日で、営業を終了することを決めました。

(霧島国際ホテル 駒走隆志常務)「突然の発表で営業終了をお知らせすることは、本当に申し訳ない。長い間ありがとうございますの一言」

およそ150人いる従業員の再就職先については、県や霧島市などに支援の要請を始めたということです。

(駒走隆志常務)「全員が再就職できるように行政はじめ、みなさんのお力を借りて、我々自身もあちこちにお願いをして、再就職の支援にまわっていきたい」