1月26日放送の「林先生の初耳学」で遠州流茶道師範・大柴宗徹として登場したのはなんと、かつて“ルー語”で一世を風靡したルー大柴だった! 14年前に茶道を始め、現在は師範として文化伝承に努める大柴が「茶道は子どもに習わせるべき」と力説。はたしてその心とは? スタジオで行われたお作法テストでは、林先生の所作に大柴が「全くなってない!」と強烈ダメ出し!

トップアスリートが"茶道"を始める理由

実は今、"茶道"が日本のトップアスリートたちの間で注目を集めている。
決められた所作をこなすことだけに意識が向くため集中力がアップし、競技パフォーマンスにも好影響があるとされ、柔道日本代表メンバーや女子ソフトボール・上野由岐子選手らが取り組んでいるという。
そんな茶道の心得を解説するために登場したのが、遠州流茶道師範・大柴宗徹氏こと、ルー大柴。90年代初頭にCMで口にした「トゥギャザーしようぜ!」で一躍脚光を浴び、2000年代には、日本語と英語が混在する独特のしゃべり方が"ルー語"と呼ばれて再ブレークを果たした人気俳優・バラエティタレントだ。
そんな大柴の華麗なる転身に、千原ジュニアらスタジオ陣からは「ええ〜!!」「ルーさん、何してんすか!?」と驚きの声が続出した。

茶道の所作の根底にある"精神"とは?

14年ほど前に遠州流茶道の門を叩き、2010年に準師範となった際に家元から茶人名(宗号)"大柴宗徹"を授かった。「(茶道を始めて)三年経ったらだんだん所作ができるようになって、面白くなってきて」と振り返った大柴。澤部佑らに「ティーネームでしょ?」「ストーンの上にもスリーイヤーズですね?」と振られても、「茶人名でございます」「石の上にも三年でございます」と"ルー語"を封印し、落ち着いた雰囲気で茶道の奥深さを解説した。
「ひとつひとつの動作に意味がある。親が子どもに教えるべきことが茶道にはたくさん詰まっているんです」という大柴。茶道では、すべての所作の根底に「相手を思いやる精神」があり、他人の気持ちを慮る姿勢や、ものを大切にする心が養われる。それが「子どもに習わせるべき」理由だと語った。

「襖を一気に開けない」深い理由

ここでスタジオに茶室セットが登場し、「正しいお作法で茶室に入ってください」という課題に林先生が挑戦! 右手で一気にふすまを開けて入室し、閉める手も右か左かで迷うなどギクシャクした動きで、スタジオからは失笑も...。
そんな林先生を、大柴は「林先生...全くなってない!」と一喝。遠州流における正しい所作を実演した。
ポイントは襖(ふすま)の開け方と、入るときの姿勢。遠州流茶道では、まず襖の正面に座り、引き手を遠い方の手で少し開けてから、反対の手で残りを開ける。「これ(はじめに遠い方の手で少し開ける動作)はノックの代わりです。中にいる人の気持ちを整える時間を与える。これが作法なんです」(大柴)
そして、拳をグーにして両膝を進める"にじり"で室内へ身体を移動させる。「拳をつくと自然に頭が下がります。これが、相手に対する謙譲の意味になります」(大柴)
また、出されたお茶菓子は最後まできれいにいただけるよう小さく切り分けすぎないことや、茶碗の正面に口をつけて汚さないよう茶碗を90度時計回りにずらすことなど、細かい所作のすべてに意味がある、と大柴。スタジオからは「なるほど」「深い!」の声が上がった。

ブレークタレントからガラリと印象を変え、伝統文化の伝承者としてしっかりと番組に爪痕を残した大柴。SNSなどで視聴者からも「ルー大柴さんがキャラ変してる!!」「新鮮だしカッコいい!」といった驚きの声が上がっていた。

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次回の「林先生の初耳学」は2月2日に放送する。松丸亮吾VS林先生の"謎解き勝負"第2弾のほか、能楽師に転身したダンサー・SAMが能の魅力を語る。【動画】

「林先生の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。博学で知られる林先生でさえ知らなかった知識を"初耳学"に認定する。
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