3月12日放送の「プレバト!!」俳句査定は、春の俳句タイトル戦「春光戦」の予選Bブロックが行われ、千原ジュニアが1位、中田喜子が2位、Kis-My-Ft2 千賀健永が3位で決勝進出を決めた。最後は3位の1枠を千賀と北山宏光が争うキスマイ対決となり、「稽古場の靴ずれ血豆春の雨」とデビュー時の実体験を詠んだ千賀に軍配が上がった。夏井先生は「やはり実体験は強い」と大絶賛し、千賀は「おっしゃー! やったー!」と歓喜の雄たけびを上げた。

「あーはっ!」予選突破の中田喜子が喜び大爆発

名人・特待生のみが参戦できる春の俳句タイトル戦「春光戦」の予選会Bブロックが行われ、名人4段の中田喜子、初段の千原ジュニアとKis-My-Ft2 千賀健永、特待生1級の三遊亭円楽、松岡充、5級のKis-My-Ft2 北山宏光と馬場典子の7人が参戦。この中から決勝に進出できるのは上位3人のみ。「絆創膏」をお題に、俳人・夏井いつき先生が「4位以上はどれが決勝に残ってもいい出来だった」と称えるハイレベルな戦いを繰り広げた。

まず、あと一歩及ばず予選敗退となった4位には「春の星ギターケースに絆創膏」と詠んだ松岡がランクイン。そして、決勝進出1人目となる2位が発表されることに。

<予選Bブロック2位 決勝進出>
テーピングの足春泥を撥ね上ぐ
            中田喜子

「あーはっ!」「やった! やった!」と喜びを大爆発させた中田は、17音の破調句を披露。「マラソンランナーがテーピングをしながら練習をしている光景を詠んだのですが、春の泥を靴ではね上げている力強さを詠みました」

シードで決勝進出が決まっている梅沢富美男は「素晴らしい俳句!」と褒めつつ、「ちょっと考えすぎたのかな。ちょっと変えれば1位だったかも」と指摘。しかし、MCの浜田雅功から「どこを変えるの?」と聞かれると、梅沢は「急に言われても...。最後のところ("撥ね上ぐ")ですかね。なんかちょこちょこっと変えれば...」としどろもどろ。

夏井先生は「おっちゃん(梅沢)、偉いやん!その通りです。あとは、はっきり残りを言えよ!」とツッコミながらも梅沢の指摘は正しいと明かし、「すごく工夫している句です。足元に焦点を絞った思い切りがいいですね。"テーピング"をしているので、不安や故障上がりなども見えますね。全部足すと17音になる型を使っている。17音に入れるために、どこを工夫したかというと"上ぐ"。文語の形にして整えたんですね。でも、文語にすることで現場の勢いが微量削がれたかもしれません」と添削に着手。

<添削後>
テーピングの足春泥を撥ね上げる

「このままでも良いのですが、口語でまっすぐ行って、1音くらいの字余りを気にしない方が生々しかったかもしれません。こうすれば、その場面をありありと浮かんでくると思う人が増えるかもしれません」

千原ジュニアがバイク事故の壮絶句で予選1位、夏井先生「痛い目をしたら、いい句ができる」

続いて、馬場が最下位、円楽が6位で予選敗退。残る2枠をジュニア、キスマイ千賀と北山の3つ巴で争う展開となり、ついに1位が発表されることに。

<予選Bブロック1位 決勝進出>
顔面骨折カニューレの接ぐ春の朝
             千原ジュニア

ジュニアは「よーし! よし!」と渾身のガッツポーズ。「あとはジャニーズにお任せしましょう」とトップ通過を決めて満面の笑みを浮かべた。

「20年くらい前にバイク事故で死にかけたんですけど。顔面骨折して15時間くらいの手術をやって、気管を切開してカニューレという呼吸器をつけて、目が覚めたら病室で。春だったんですけど、朝無事に目覚めることができて。生かされたという時の句を詠んでみた」

予選を見守っていたシードの東国原英夫は「ナナハン(750ccバイク)から一回卒業して、子供とか家族のテーマになったんです。これってどう?」とジュニアの最近の作風に疑問を投げかけていたが、「やっぱりバイク関連に戻すといいですね! 実体験だし、魂がこもってますよ」と大絶賛。

夏井先生も「"顔面骨折"と字余り、漢字4つでぶつけてきましたね。迫力があるし、これだけで状況が否応なく、痛々しく分かります。"カニューレ"、そして"接ぐ"という動詞をよく見つけましたね。この動詞によって、この句の出来は上がったり下がったりする。"接ぐ"と淡々と言い切ったところが良いです。"春の朝"は再生への希望のような象徴・イメージになりますね。こんな痛い目をしたら、いい句ができるんですね。すごい!」とベタ褒めしていた。

「足にいっぱい血豆が」キスマイ対決を制し、千賀がデビュー前の実体験句で決勝進出

最後の1枠を巡る争いは、まさかのキスマイ対決。今年の冬麗戦で決勝に進んでいる北山は「俺、右肩上がりなんで!」と自信を見せると、2018年冬のタイトル戦王者の千賀も「すごく作りやすかった」と手ごたえ十分。さらに、千賀は夏井先生が作詞し、横尾渉と共に歌った曲がキスマイのニューアルバムの中に収録されていることを明かし、「僕らは歌だけでは戦えないので」「プレバトのオープニング曲になったらいいな」とアピール。北山も「めちゃめちゃカッコいい曲なんですよ」と援護射撃したが、MCの浜田は「そんなの関係おまへん」と完全スルーでスタジオは大爆笑。

<予選Bブロック3位 決勝進出>
稽古場の靴ずれ血豆春の雨
          Kis-My-Ft2 千賀健永

見事にキスマイ対決を制した千賀は「おっしゃー! やったー!」と歓喜の雄たけび。
「15年前にデビューした時、初めてローラースケートを履いて。2週間くらいで本番だったんです。死ぬ気で練習しないと間に合わない。その時に足にいっぱい血豆ができたことを思い出して。その時が"春の雨"で、温かさとか達成感とかを思い出して作りました。"靴ずれ""血豆""春の雨"というリズム感も大事に作りました」

夏井先生は「実体験なんですね。それが読み手にも伝わるんだなと思いました」と笑顔を見せ、「いきなり"稽古場"から始まるので、お相撲さんかなと思ったら、"靴ずれ""血豆"。土俵じゃないんだな、ダンスとかの稽古場かなと光景が見えてきます。テンポで臨場感も生まれてきます。休憩時間に靴を脱ぐと痛い、血豆もできている。窓の外の春の雨がやわらかく静かに降っている。少しひんやりとした感じも傷を癒すような感触があります」と絶賛。「やっぱり実体験は強いです! これからも下手なことを考えてはいけませんよ」とアドバイスしていた。

この結果、Bブロックからは千原ジュニアと中田喜子、千賀健永の決勝進出が決定。前回のタイトル戦でシード権を獲得しているKis-My-Ft2 横尾渉、東国原英夫、フルーツポンチ 村上健志、梅沢富美男の4人と、予選Aブロックを勝ち抜いたFUJIWARA 藤本敏史、岩永徹也、鈴木光とタイトルをかけて激突することになった。

<春光戦 予選Bブロック 結果発表>
第1位 千原ジュニア
第2位 中田喜子
第3位 千賀健永(Kis-My-Ft2) ・・・以上は決勝進出
第4位 松岡充
第5位 北山宏光(Kis-My-Ft2)
第6位 三遊亭円楽
第7位 馬場典子

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3月19日(木)は放送お休みです!
次回は3月26日(木)! 俳句査定のお題は・・・

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