10月10日のゲストは、女優の永作博美さん。確かな演技力で多くの映画やドラマで活躍。転機となった映画「八日目の蟬」では、不倫相手の子どもを誘拐して育てるという難しい役柄に挑み、日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞を受賞しました。一方で「芝居なんて恥ずかしいものだと思ってた」と過去の意外な胸中を明かした永作さん。芝居に目覚めたある舞台での出来事や演技への情熱、そして、家庭での素顔をサワコに明かしてくれました。

嫌で仕方なかった"芝居"への目覚め

コメディからシリアスまで、幅広い作品で人々を魅了してきた永作さん。「時間をもらえるのであれば、できるだけしっかりとやりたいですね」と役作りにかける思いを語ると、以前、映画で焙煎士役を演じた際には、その役柄をきっかけにコーヒーにどハマりしたことを告白。役のモデルとなった焙煎士さんからは、今でも豆をお取り寄せしているそうで、スタジオでは、お気に入りのその豆と愛用する道具を使った"とっておきの一杯"をサワコに淹れてくれました。
一方で、「料理はちょっと好きです」と笑って話した永作さんは、「家で本当にご飯ばっかり作っていました」とコロナ禍での生活を回想。「最初の内は、喜ばせようと思って沢山色んなものを作るんですけど、後半は実験ですね。出したものが怪しまれてました。これなに?って(笑)」と、残り物を使ったりしたアレンジ料理への質問がご主人や子どもから相次いだという家庭での一幕を話してくれました。

そんな永作さんは「子どもの時から歌が好きで歌がやりたいと思っていて、芝居は興味がないし、芝居なんて恥ずかしいものだと思っていた」と意外な胸中を吐露。それが故に、芝居を始めた当初は「本当に嫌で嫌でたまらなくて、今思えば恐らく反抗的な態度でお稽古に臨んでいた」と話すと、事務所スタッフからは毎日"やる気と前向きな気持ち"を持つように促され、「象みたいな目でくるな」と怒られ続けた上に「"ダメ"しか言われなかった」と、散々だった日々を振り返りました。
そうした積み重ねは、ある日の芝居中に爆発。熱い魂が宿った演技が褒められ、「さらけ出す、全てが解放された瞬間って気持ちいい」と感じた永作さんは、これを機に芝居に目覚めたと話しました。

撮影前から共に生活!?河瀨直美監督による驚きの演出法

「童顔だと思う女性芸能人」や「実年齢に驚いた女性有名人」のランキングでは常に上位にランクインする永作さん。それについて問われると「ネックになったこともあったんだろうと思いますし、これからもきっとあるとは思うんですけどね」と言いつつ「本当に若い頃に大人っぽい顔になりたくて化粧とか濃くしてみたんですけど、どう化粧してもおかしいんですよ。七五三みたいになるか、もしくは怖くなる(笑)」と、あるがままでいることを決意した心の内を明かしました。
かわいさと確かな演技力を兼ね備えた永作さん。転機となった映画「八日目の蟬」では、不倫相手の子どもを誘拐して育てるという難しい役柄に挑み、日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞を受賞しました。
今月公開の主演映画「朝が来る」の撮影では、カンヌ国際映画祭の審査員を務め、東京五輪の公式記録映画の指揮もとる名匠・河瀨直美監督による独特の演出方法に驚きの連続だったそう。「特にスタートもかけないし、(カメラが)回ってると思ったらとっくに回ってなかったりして。始まりと終わりがわからない」と話し、河瀨監督ならではの"役積み"についても説明してくれました。

撮影前から "家族が家族として1か月間一緒に住む"という演出法で、永作も共演する夫役の井浦新さんと子ども役の役者と撮影の3か月前から何度か生活を共にしたのだそう。カメラもない、監督も誰もいない、撮影とは全く関係のないところで「今日は、誕生日です。ケーキを買って部屋を飾り付けてくださいというようなことをミッションとしてやるんです」と、究極のリアルを追求する舞台裏を明かしました。
「役は自分じゃないんで、誰かの人生を任されたと思って演(や)ってます」と演じることへの思いを話した永作さん。"別の人"を演じる上で役に"永作博美"は入れたくないと、自身のこだわりをサワコに語りました。

「サワコの朝」はインタビューの達人・阿川佐和子が土曜の朝に素敵なゲストを迎えて送るトーク番組。
次回10月17日(土)はアラフィフにして大ブレイクした、お笑いコンビ・ずんの飯尾和樹さんが登場。仕事がなくて毎日床ずれができる程寝ていたという"不遇の時代"、さらに生い立ちから家族の爆笑エピソードなどの知られざるプライベートまで、全てをサワコに明かします!
MBS/TBS系で毎週土曜あさ7時30分〜。お楽しみに!

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