MBSアナウンサーの清水麻椰が世の中のありとあらゆるものを長時間かけて検証し、独自ランキングを紹介する「サタデープラス」の人気コーナー『ひたすら試してランキング』。6月3日の放送では、朝食に欠かせない調理家電「トースター」を徹底調査! 10時間かけて試してわかった、サタプラ的おすすめベスト5を発表しました。

パンだけでなく、モーニングセットやごはんも完成!?


3年前に行った調査後もますます機能が向上している「トースター」。加熱方式も様々で、最近は「スチーム式」が売れ筋なのだとか。とはいえ、たくさん種類があってどれを選んでいいのかわからない...。そこで今回は人気の16商品を比較! チェックポイントは、1)焼きムラ 2)トーストの味 3)機能性 4)手入れのしやすさ 5)応用性 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。
パンの焼き具合や味、ピザトーストを作って比較した「応用性」の審査には、兵庫県西宮市の大人気ベーカリー「ブーランジェリー・フリアンド」のオーナーシェフ・谷口佳典さんが協力。谷口さんによると、トースターはスピードが大事で、早く温度が上がって表面がすぐに焼けると、パンの中に水分を残したまま外はカリッと仕上がるのだそう。さらに、実はトースターには正しい食パンの置き方があって、普通の食パンならへこんでいる方、山型の食パンであれば丸い山の方を手前にして置くと均一に焼き上がるとのこと。これには清水アナも「いつも逆で入れてました...」とぼう然!


「機能性」部門は、各商品の最新機能をチェック! シロカの『すばやきトースター』(税込19,800円 ※番組調べ)は、冷凍したカチカチのパンもたった2分で焼き上げてくれる冷凍モードが付いている。また、ドウシシャの『甘熟焼き芋&BIGオーブントースター』(税込11,880円 ※番組調べ)は焼き芋を焼くための専用ケースが付属していて、芯まで熱が通った甘い焼き芋が手軽に味わえる。そして、シャープの『ヘルシオ グリエ AX-GR2』(税込22,800 円 ※番組調べ)にはモーニングセットが一気に作れるという驚きの機能が! 食パンと一緒に生卵などの食材を鉄板に並べて加熱水蒸気で焼くと、トーストや目玉焼きが一度に完成する。そんな中、「機能性」で1位に選ばれたのは、アラジンの『グラファイト グリル&トースター CAT-GP14A』(税込39,000円 ※番組調べ)。食パンが4枚同時に焼ける大容量。しかも8つのオートメニューがあり、付属の炊飯釜を使うとごはんまで炊けてしまうのだ!

毎日使うものだから「手入れのしやすさ」もポイントのひとつ。この部門は、象印マホービンの『STAN. オーブントースター』(税込22,000円 ※番組調べ)が1位となった。底が高く、パンくずトレイが引き出しやすい構造。さらに中の網だけでなく扉も取り外すことができて、庫内も凹凸が少ないため、すみからすみまでお手入れが可能だ。

こうして10時間かけて「トースター」を徹底調査。実際に試したからわかった、買って失敗しないおすすめベスト5とは!? 

辛口の谷口さんも「買い換えるわ...」


第5位は、アイリスオーヤマの『スチームカーボントースター』(税込12,800円 ※番組調べ)。
意外に差が出た「焼きムラ」のテストで、食パンをきれいに均一に焼き上げ部門1位に。専用カップに水を入れて装着すると、高い火力の遠赤外線カーボンヒーターによって一気にスチームが発生し、必要な水分は閉じ込めたまま表面はサクサクに仕上がる。今回の16種類の中では価格も比較的抑えめで、谷口さんはトーストの味とともにコスパ面も高く評価した。


第4位は、アラジンの『グラファイト グリル&トースター CAT-GP14A』(税込39,000円 ※番組調べ)。
食パンは同時に4枚焼くことができて、なんとご飯まで炊けてしまう。部門1位となったそんな「機能性」を支えるのが、0.2秒で発熱する特許技術・遠赤グラファイト。「応用性」のチェックで作ったピザトーストの味も好評で、「高温で焼いてるだけあって味がいい」と谷口さんも納得!


第3位は、デロンギ・ジャパンの『デロンギ ディスティンタ・ペルラ コレクション オーブン&トースター』(税込17,800円 ※番組調べ)。
M字型に配したシーズヒーターによって庫内に熱を広範囲に行き渡らせ、ムラなく焼き上げる。「トーストの味」部門で1位となり、「焼きムラ」「応用性」も10点満点。ピザトーストにしても、清水アナは「チーズはとろっと、野菜はシャキシャキ、耳はサクッと、中はふわふわ。他のトースターで焼いたときと全然味が違う!」と大絶賛。谷口さんも「デロンギに買い換えるわ...」と脱帽した。


第2位はパナソニックの『オーブントースター ビストロ NT-D700』(税込27,500円 ※番組調べ)。
ピザトーストを焼いて比較した「応用性」で1位。さらに「トーストの味」も10点満点を獲得した。遠赤外線と近赤外線で上下3カ所から加熱する遠近トリプルヒーターによって、表面は焦がさず、熱を中まで伝えている。トーストを試食した清水アナは「めちゃくちゃおいしいんですけど!!」と仰天。谷口さんも「今までのものとは違いますね」と評価した。

理想のサクふわトーストに仕上がる一台!


そして第1位となったのは、コイズミの『オーブントースター KOS-1236/K』(税込17,700円 ※番組調べ)。
部門別トップこそ無かったものの、「トーストの味」「応用性」は満点、他も9点と全てで高得点を獲得したコイズミのトースターが総合1位に輝いた。火加減や時間を自動でコントロールするマイコン式で、センサーで焼き過ぎを制御。サクふわで理想のトーストに仕上げる。「中と外とのコントラストがいい」と谷口さん。ピザトーストを焼いても「同じ具材をのせてるのに、味が全然違う」と清水アナも驚いた。付属のホットサンドメッシュを使えば、好みの具材を食パンで挟んで焼くだけで、絶品ホットサンドが完成。朝食のレパートリーが増えるうれしいトースターだ。

スタジオでは、「トーストの味」部門で1位となったデロンギ・ジャパンの『デロンギ ディスティンタ・ペルラ コレクション オーブン&トースター』で焼いたトーストを、ランク外のトースターで焼いたものと食べ比べ。丸山隆平は「全然違う...」と、比較して分かった味や食感の差に驚いた様子だった。総合の結果は、ダークホース的存在だったコイズミのトースターがトップに。様々な機能性も見逃せない最新トースター、今回のランキングを参考にパンがよりおいしくなる一台を選んでください!

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次回6月10日(土)は「牛丼の素」を徹底調査!
「サタデープラス」はMBS/TBS系で毎週土曜あさ7時59分から放送中。お楽しみに!

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