【モデルプレス=2020/06/29】女優の松本穂香が29日、都内で行われた主演映画「君が世界のはじまり」(7月31日公開)の完成披露イベントに、共演の中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真、小室ぺい、メガホンをとったふくだももこ監督とともに出席。自身の意外な一面を打ち明けた。

◆松本穂香「愛情があるからこそツンツンしちゃう」

今作は、ふくだ監督の小説「えん」と「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」を、数々の話題作を手がかける脚本家・向井康介氏が1つの物語に再編したもの。ふくだ氏が描いた若者たちの危うい魅力を一切損なうことなく、オリジナリティ溢れる物語へと昇華させ、青春映画の新たなマスターピースへと生まれ変わらせた。松本は「おいしい家族」(2019)以来、ふくだ監督と2度目のタッグを組み、閉鎖された地方に生きる高校生2年生の少女・えんを等身大の魅力で演じる。

撮影中の現場の雰囲気を尋ねられた松本は「私たち(親友役の中田と)は撮影前からお茶に行ったり、リハーサルもあったので仲良くなって、撮影中は常に一緒にいました」と回想。中田は「緊張していてオンオフがなくなるのが怖かったので、(役柄の)琴子でいることが多かったですね。桁違いのテンションの子でしたね」と振り返った。

また、自身が共感する役柄を聞かれた松本は、片山が演じた純を挙げ「(自身が演じた)えんとは全然違うんですけど、純ちゃんですね。私もちょっとモヤモヤしたり、親に対して言葉にできないイライラじゃないけど、愛情があるからこそツンツンしちゃう、イライラしちゃうところがあるので」と説明。ふくだ監督から「ちょっと意外ですね」と松本の意外な一面に声が飛んだ。

◆松本穂香、監督に絶賛される

さらに、「おいしい家族」(2019)に引き続き、松本を主演にしたふくだ監督は、どんなところを信頼しているか聞かれると「今回、若いキャストが多かったのと、経験の少ない子も何人かいたので、穂香ちゃんにもちょっと私のほうに来てほしかった」と回答。「2回目ということもあるので、どういうやり方かというのもわかってくれているので、ちょっと演出の目を持っても穂香ちゃんなら大丈夫だろうなと思っていて、それを見事にやってくださったので、何を言ってもやってくれるというのが信頼ですね」と松本を絶賛した。

これに松本は「そういう演出側の気持ちも知ってもらいたいというか、そういう経験をしたら私のお芝居がもっとよくなるんじゃないかって気持ちを知ったのは、取材が始まってからで、そのときは自然とメッセージで“台本の流れ、どう思う?”っていうやり取りを撮影中に自然としていましたね」と述懐。ふくだ監督は「役について話しことがお互いにしたことがなかったことをしてみたり、“えんはどういうセリフを言うと思う?”って聞いたときに、えんとしてセリフを出して来てくれたりして、すごく助かりました」と語った。

◆松本穂香、演劇部時代を回顧

そして、今作の内容にちなみ、自身はどんな高校生だったか尋ねられると、松本は「私は演劇部だったので、視聴覚室でひっそりやっていて、全然人は来なかったですし、体育館でやっても音響の設備が悪すぎて、何も届かなくてただジタバタしているだけみたいな(笑)。そういう感じでした」と回顧。「でも高校生なので、届いていなくても一生懸命やっていましたね」としみじみと話した。

どんな役をやっていたのかについては「冷凍マグロの役は100回くらいこういう場所で言わせてもらっているんですけど、あとはアニメ好きの子が考えている台本だったりするので、ベルを鳴らしたら時が止まる。私がチリンチリンって鳴らしたらみんな止まるんです(笑)。それを人が少ない中、一生懸命やっていましたね。アニメだから成立できることを実写でやっていました」と懐かしんだ。(modelpress編集部)


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