【モデルプレス=2021/04/15】WOWOWでは、アメリカ・ロサンゼルスで開催される世界最高峰の映画の祭典「第93回アカデミー賞授賞式」を4月26日午前8時30分より独占生中継・配信する。今回、午前7時30分から、現地レッドカーペットと繋いで最新情報をお届けする「レッドカーペット生中継!第93回アカデミー賞授賞式直前SP」の放送が決定。授賞式を前に、Sexy Zoneの中島健人からインタビューが到着した。

◆「第93回アカデミー賞授賞式」特別な式典に

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、例年より約2カ月遅れて開催される「第93回アカデミー賞授賞式」。さらに、例年会場となるアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターに加えて、ユニオンステーション、さらにはアメリカ以外の会場を加えた複数会場を繋いで、かつてない特別な式典となる。

また、アカデミー賞授賞式での見どころの一つである“レッドカーペット”も実施されることが決定。それに伴い、WOWOWでは、現地レッドカーペットの模様や、最新情報をお届けする直前特番「レッドカーペット生中継!第93回アカデミー賞授賞式直前SP」を放送することが決定した。

授賞式の生中継と同じく、案内役のジョン・カビラ、宇垣美里、スペシャルゲストの中島、スタジオゲストとして行定勲(映画監督)、河北麻友子、さらに町山智浩がリモート出演して日本のスタジオよりお届けする。

◆中島健人インタビュー

―― 今年のノミネーションの中から、主要6部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞)に関して、見通しをお聞きできればと思います。

中島:作品賞は『Mank/マンク』が有力だと思います。

―― それは中島さんの予想ですか? それともイチオシですか?

中島:予想であり、イチオシですね。とても面白かったです。候補作品、全部はまだ見られていないのですが、ここまで見た候補作の中で一番でしたね。これは個人的な好みではあるんですが、(『Mank/マンク』は)映画へのリスペクトがものすごくつまった映画なんですよね。

いまの映画人たち――映画についてたくさん勉強してこられた方たちがいまのハリウッドを作り上げているわけじゃないですか。その方たちが、必ず一回は勉強したであろう史実が描かれた作品。僕たちが歴史を勉強する面白さと同じで、映画にもこんな時代があったんだな! と知ることができました。

『市民ケーン』という、映画史におけるNo.1ともいわれる作品の脚本がこんなふうに書かれたんだという…。全てがノンフィクションではなく、フィクションも交えているんですけど、そこをデヴィッド・フィンチャー監督が面白く描いているなと思いました。

―― 最有力といわれる『ノマドランド』に対する中島さんの評価は?

中島:『ノマドランド』も素敵な映画だったと思います。(主演の)フランシス・マクドーマンドさんがすごいなと思ったのは、リアルなノマドの方々(※マクドーマンドとデヴィッド・ストラザーンを除いて、登場人物たちは俳優ではなく実際のノマドの人々)との対話で成り立っていて、自分は聞き手に回りつつ、自身は“フィクション”のノマドなわけですよ。いわばリアルとフィクションの中でお芝居をしているわけですけど、その中にちゃんと感情を生むことができる彼女の技術力はすごいなと思いました。

あとは、Amazonで働いている姿なんかは本当にリアルでしたね。映画って華やかなんだ、と思っていたんですが、近年、こういう“裏側”の部分に映画業界自体がフォーカスを置いているところがあると思うんです。すごく繊細な表現をされていて、僕自身は派手な映画が好きなんですけど(笑)、『ノマドランド』のように繊細で日常を深堀したような映画も美しいなと思いました。

そこにクロエ・ジャオさんという、いま、ここで流れている1分1秒の風景を切り取るのが本当にうまい監督がいて…。いつのまにか本番が始まっている“河瀨直美監督感”というか。「(目の前に置いてあるペットボトルを手に)あ、これ飲んでいいですか?」というその1秒を映画化しているのが「すごいなぁ…」と思いました。

いまの「これ飲んでいいですか?」もセリフ化すると、役者っぽくなっちゃうんだけど、そういう何気ないひと言や、ティッシュを取る動きのような日常の断片みたいなものをカメラで切り取って、音響をつけて…という1秒というものへのこだわりを感じました。

―― ということは、主演女優賞はフランシス・マクドーマンドを予想しますか?

中島:主演女優賞候補の中で僕がいまのところ見ている作品は『ノマドランド』と『マ・レイニーのブラックボトム』(ヴィオラ・デイヴィス)なんですけど…。(マクドーマンドの3度目のオスカー受賞は)ありうる状況なんですが、僕の予想は…ヴィオラ・デイヴィスさん。『マ・レイニーのブラックボトム』でのヴィオラさんの演技は圧巻でしたね。ああいう強情な人って実際にいるなぁって。リアルにいる人を連れてきたような感じでした。そういう意味でも“リアル”を切り取るということがいまの時代の主流なんですね。

―― 監督賞に関しては? 作品賞予想は『Mank/マンク』でしたが、そのまま監督賞もデヴィッド・フィンチャーが獲ると思いますか?それとも…。

中島:監督賞はクロエ・ジャオさんだと思います。

―― 主演男優賞は?

中島:チャドウィック(・ボーズマン/『マ・レイニーのブラックボトム』)さんです。

―― 大方の予想でもチャドウィックの受賞は堅いと言われていますが…。

中島:やっぱりそうですよね(笑)。そう言われると他の方を挙げたくなるのですが、でもそうなると思いますね。『マ・レイニーのブラックボトム』のチャドウィックさんは、見ていて本当にムカつきますから! それくらいうまい! 命をすり減らして作られたのだと思います。

―― 助演女優賞、助演男優賞の予想は?

中島:助演女優賞に関しては、僕は『Mank/マンク』推しでアマンダ(・セイフライド)さんに獲ってほしいです。

―― 助演男優賞の予想は?

中島:僕は『シカゴ7裁判』しかまだ見られていないので、サシャ・バロン・コーエンさんの名前を挙げるしかないんですが、素晴らしかったです。ちょっとポップな部分を担っていて、(共演シーンの多かった)ジェレミー・ストロングさんとの相性もすごくよかったですね。存在感があって素晴らしかったです。

―― コロナ禍での授賞式となりますが、中島さんが期待している部分、楽しみにしている部分はどんなところですか?

中島:これまでの歴史の中でもありえなかった授賞式になるわけですよね。ドルビー・シアターとユニオンステーションなどの複数の会場で行われるということもそうですし。つまり、歴史の1ページに残る授賞式になるんですよ。

そこで何が巻き起こるのか?受賞された俳優さんたちは何を話すのか? いったいどういうメッセージを伝えるのか?コロナ禍であってもエンターテインメント精神を貫き通して、ドレスを着て華やかさを世界に与えるハリウッド俳優たちはどんな立ち姿を見せてくれるのか?というのが一番の楽しみです。それによって自分たちの元気ややる気、エンターテインメントに対する気持ちとか、世界中の“心”が華やかになっていくんじゃないかと思います。

―― 中島さん自身は2年連続でWOWOWのアカデミー賞授賞式に携わることになりますが、意気込みをお願いします。

中島:とにかく感謝ですね。昨年は心から楽しんだだけだったのですが(笑)。ただただミーハーで、何かを「やってやろう!」とかではなく、素直にエンジョイしていたらこういう機会をまたいただけたので、感謝です。それでも楽しむ中で、映画に対するリスペクトを忘れず、僕自身も俳優・役者としての精神をこのお仕事を通じて養っていけたらいいなと思ってますし、自分が日本の映画界を彩るために必要な考え方などをハリウッドから学べたらと思っています。

(modelpress編集部)

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