生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

イラストレーターにフードコーディネーター、コラムニスト、そしてモデルとして超マルチに活躍する小鳥遊しほが、世の悩める人々のために自ら家へ足を運び、料理を作り、ややナナメ上から人生相談にまで乗ってしまう企画。

人の数だけ悩みはある。悩んでいても腹は減る。小鳥遊しほは、人類にとって永遠のテーマともいうべきその2つの問題を、同時に解決いたします!

小鳥遊しほのメシ付き人生相談
第5回:生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました

お久しぶりです。小鳥遊しほです。

独身男性宅を訪問し、ごはんを振る舞いついでにお悩み相談に乗ってみる、“レンタル彼女”がテーマ(?)のこの企画「小鳥遊しほのメシ付き人生相談」第5回目を迎えました。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

気まぐれ不定期連載なので、ベーシストkenken宅にお邪魔した奇跡の回が何ともう1年も前。わたしの髪の伸び具合が時の流れをあらわにしてます。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

さぁ今回は、渋谷から1時間弱、ちょいと遠出して東村山市にある秋津駅まで来ました!

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

あいにくの雨でどんより空ですが、久々の取材に心はウキウキ。さっそく駅前のスーパーで食材を買って悩める男性宅へ向かいます。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

正直「秋津駅ってどこ」って思ってたけど(地元の方ごめんなさい)駅前は人通りがとても多く、お店もたくさんでわいわいしてました。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

買い物の際、メシ通編集部の方から「今回は生きる目標がわからない漫画家さん宅です!」と聞かされ、ひとまず元気の出そうな食材を購入。

てくてくすること10分。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

「ギャーーーーー!!!」

乙女心と初夏の空? 小雨のはずが気まぐれに暴風が吹き荒れ傘がクラッシュ。

身を守るより前にカメラマンさんに「今っ! 今撮ってください…...!!」とお願いしていた私は1年前よりプロ根性が成長したはず。

雨にも負けず、訪問先に到着!

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

着く頃にはメイクも髪もぐしょぐしょに。

とりあえずお家に入れてもらおう。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

コンコンコン

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

ガチャリ

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「ど、どうも……はぁはぁ小鳥遊です」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「お待ちしておりました! なんか、疲れてません……?」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「へへ、そ、そんなことないですよ、へへ」

今日は漫画家の櫻井エネルギーさん宅訪問です!

顔出しNGということで、櫻井さんのオリジナルキャラ「ベスタ」の顔スタンプをONにしてお送りします!

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

お家に上がるとまず出迎えてくれたのが、

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

ゴールデンレトリバーのあずまちゃんーーーー!! うおぉぉぉぉ、かわいいーーー!

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

動物大好きな小鳥遊の元気が100回復。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

んで、続けてびっくりなことに部屋が……

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

部屋が……

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

部屋がおしゃれ………!!!

なんか(勝手に)思い描いていた“漫画家さんの部屋”像と違う!!

小鳥遊「なにこのドライフラワーとか!!」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「手作りしました」

小鳥遊「なにこのおしゃれ照明とか!!」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「自分で付け替えました」

一応改めて言っておきますが櫻井エネルギーさん、独身男性です。

世の中にはいろんな独身男性がいるものだ。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

寝室の壁には、きれいに陳列された漫画と

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

卓上の大きな液晶タブレットが漫画家さんである証という感じですが、いまいち締め切りに追われる先生像が浮かびづらい部屋である。世の中にはいろんな漫画家さんがいるものだ。

で、今日は料理にとりかかる前に少し話をします。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「あの、生きる目標がわからないだなんてヘビーなお話をうかがっているんですが」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「はい、そうですね。いやでもなんていうかまぁ、病んでいるわけではないんですけど……」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「でも、まっすぐ前向き元気モリモリマンではないわけですよね!?」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「まぁ、そうですね」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「そんな時は……餃子とビールです!!!」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「はい?」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「元気がない時は餃子とビールなんです!!!」

【説明しよう! 小鳥遊自身が以前、この世の終わりというぐらい疲れた時に餃子とビールをモリモリ食べたら10分後には超元気になったということがあったので、今日は強制的に餃子パーティーをしようという計画である。】

調理開始

ということで、本日の材料はコーチーラ!

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

40個も作れるお肉量! これは元気になること間違いない。(そもそも「元気がない」とは言われてない)

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

さぁエプロンをつけて〜

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

暴風雨のせいで髪に変な跡がついてしまっていたので今日はキャップをかぶったまま進めます! 細かいことは気にしないでくださいませ! いざ進めやキッチン!

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

まずは野菜類を

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

みじん切りにしていきますー。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

そして挽肉に調味料を加えてコネコネ〜

ここで餃子ビール大作戦の大事なプランを発動させよう。

ちらっ……

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「櫻井さん、手伝ってください」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「えっ……」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「一緒にこねくり回し、優しく包みこみましょう!」

まぁ実際にはそんなセリフは言っていないと思いますが、要は楽しく共同作業でもしませんかというお誘い。

「いいですよ」とあっさり承諾してくれた櫻井さんは、

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

サッと手を洗い

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

サッと自前のエプロンを着け始めました。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「あれ……? もしやめっちゃ料理する人じゃないですか?」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「はい! 毎食自炊しています!」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「部屋のDIYだけでなく料理までー!! 主婦力!!!」

ということで、突如始まりました。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

「小鳥遊しほと櫻井エネルギーのお絵描きクッキングー!(仮)」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

手慣れた手つきで具材を混ぜていく櫻井さん。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

後のことは任せたと言わんばかりにあずまちゃんに夢中な小鳥遊。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

いかんいかん、企画の趣旨を忘れるところだった。

気を取り直して、包み込みターイム!

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

ささっとお皿やスプーンを用意してくれた櫻井さんは、

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

手慣れた手つきで

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

どんどんどんどん包んでいく。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「え、めっちゃ上手い、めっちゃ早い!」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「よく友達呼んで餃子焼いたりしてるんです」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

負けじと必死に包むわたし。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「あれ……? ちょっと見せてください。待って私の餃子なんか様子おかしいかも」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

実は大人になるまでにんにくが苦手で、餃子調理経験のあまりない私。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

正直ベストな包み方がまだよくわかっていないんですー、なんて言い訳をしながらなんとか40個完成ー!

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

明らかに包み手の違うふた皿。さぁどちらが正解でしょう?

(勿論、焼き面が平たくて立つようになっている右(櫻井さん作)が正解です。)

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

今日はもう任せるのが一番と悟った私は焼くのもお任せすることに。(おい)

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

手際よくきれいに並べられていく餃子たち。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

おぉぉぉぉぉお(^ω^)

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

焼きながら洗い物まで済ます櫻井さんの横でこっそり形を修正する私……。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「と、撮らないで………!!!!!(笑)」

バレた。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

そうこうしてる間に焼きあがった餃子を

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】
ヨッ! と返せば

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

できあーがーりー!!!!

餃子のお味は

その後も40個(櫻井さんが)焼き上げ、早速いただきますタイムーーー!

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

「えー、本日は大変お世話になりました。えー、私が料理を作りにお邪魔したはずがかくかくしかじかゴニョゴニョゴニョ……(謝)」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

「大丈夫ですよ、食べましょう(笑)」

優しい櫻井さん! さて気を取り直して

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

かんぱーーーい!

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

ぐび

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

ぐび

「ウマーーーーーイ!」

そして、いっただっきまーーーす!

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

ぱくり

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

ぱくり

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

「ウマーーーーーイ!」

やはり餃子とビールは人を笑顔にしてくれます。

改めて、お悩み聞かせていただきます!

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「どうですか。餃子で元気になりましたか。生きられそうですか」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「別に死にたいわけではないですが(笑)」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「そもそも、生きる目標がわからないっていうのはどういうことなんですか? すでにみんなが憧れる、“漫画家”という職で活躍されてるわけじゃないですか」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「確かに現状、仕事自体はいただけていますし、何をすれば『仕事』というものができるのかは分かってはいるんですけど、結果5〜10年先を考えて自分が達成したい目標がないというか……。ラスボスを倒してしまったRPGをやっているような気がしていて。高校や大学のラスボスって受験や就職がそれにあたると思うんですが、大学を卒業してから誰を敵に戦ったらいいのか分からなくなっていて……」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「あ、わかるかも」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「私たちのような職業の漠然とした『売れるぞ』みたいなものって、ふわふわしてますよね。その、正解やゴールがないというか……」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「漫画家で言ったら“アニメ化”とか“発行部数何十万部突破”とかを目標にすることもあると思うんですけど、僕は今そういう類の明確な目標がなくて、銃は撃っているけど的が定まっていない状態で、それがネガティブになっているような気はします。的があればそれに向かって努力できますし、心のストレスも減ると思うんですよ」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「わかりすぎる。ちなみに年収いくらになりたいとかはないんですか?」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「お金に対する欲求はないですね。本当にお金があっても使わないんで。絵を描いてれば自然と溜まっていっちゃう」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「例えば広い家に住みたいとか車が欲しいとか、そのサブ効果で女性にモテるとかそういうお金にひもづくような欲も特になしですか?」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「お金のことを一時期すごい考えたことがあって。そこから派生して、この自分が今持っている財産とか技術とか失って困るものって何かなって思った時に、特に無かったんですよ。部屋が小さくなろうが、絵が描けなくなろうが、別に明日生きていけるだろうと。何もなくなっても、無いなら無いで生きれるわっていう」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「強い」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「もともと漫画家目指してたわけじゃなかったんで、最初の頃技術に関してはコンプレックスだらけだったんですど……」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「わかります! できないコンプレックス! 私も元美容師で、急にこんな職業目指して独学でやってきた派なんで」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「でもここ数年はやっとコンプレックスも克服して楽しく漫画が描けてるし、もっといろいろできる環境は整っているはずなんです」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「でも目標がない、と?」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「1人でこの部屋でずっと絵を描いているだけで、なんだか展望が見えないというか……」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「うーん」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「逆に絵を描くのをやめようとかは思わないんですか?」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「そうですね、人生のうちで一番長くやってきているのが絵なので」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「あー。その感じ、ほとばしる熱いパトスというより仕事として黙々とやっているタイプですか?」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「表現したいものはあるけれど、確かに漫画は仕事と思ってやっています」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「私も割とそういう感じなんだけど。一心不乱な感じで絵を描いている天才タイプみたいなわけでもなく、その上メールや請求書の処理から打ち合わせまで全部1人でやっていて、責任転嫁する場所とかなくてぶっちゃけ辛いなーってときありません?」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「はい、同僚が欲しいです」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「そうなの! 私も! 会社の愚痴とか言いたい」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「部下に教えたりしたい」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「『それ良く描けてるね』とか言い合ったりしたい」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「自分で褒める時はありますけど(笑)」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「あのさ、うちら単に寂しいんじゃない?」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「あ、そうかもしれないですね(笑)」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「アシスタントとか雇えば何かが変わるんだろうなぁ」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「会社行きたいなぁ……」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「私は会社に属すること自体向いてないって自覚があるけど、最近やっぱり社会や組織っていうのは世の中にとって必要なんだなってより思う。人が1人ずつ歯車になって生きていくのって大切」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「会社員もフリーランスもそれぞれの大変さと向き不向きがあるけど、成長していくには環境も大事ですね」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「1人だと張り合いが出なくて目標も見つけづらいのかな」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「人は1人では生きていけませんね」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「ところで絵を褒めてくれるような彼女とかは?」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「それについてはノーコメントで」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「えーっとまぁ……」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「たとえどんな状況でも、これからも漫画を描かないと、ファンは悲しみますから」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井「同じような悩みを他の人も抱えているって知ることもできたし、ちょっと解決しました。これからも頑張ります!」

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

小鳥遊「ゆっくりと歩みながらじっくりと目標を見つけていきましょ」

と、いうことで! なんだか答えがあるようでないような回になってしまいましたが! (笑)これからも(悩んだり寂しがったりもしながら)お互い良い作品を生み出していきましょう!

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

櫻井エネルギーさんの描かれた「櫻井大エネルギー」「櫻井超エネルギー」は絶賛発売中。

それにしても私は“漫画家さん”のこと心底尊敬してるんです。

だってストーリー考えてコマ割りして絵を描いて……しかもこんな大量に……。

曲がりなりにもイラストレーターが本業の私ですが、筆量の少ないタッチの私からしたら信じられません。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

これを1人で作るなんてすごいよなぁ。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

ちゃっかりサインをいただいたのですが。

人のサインシーンを見るのが好き。

当たり前なんだけど、うおぉぉ本物だー! って感じがする。

みなさん、小学校の頃にサインとか考えませんでした? 私は自由帳に、覚えたてのアルファベットとか使って(密かに)描いてたなぁ。あと毎日一コマ絵本付きの日記をつけてたなぁ。

うーんよく考えたら、案外あの頃がちゃんと今につながっているのかもしれない。

すっかり日も暮れてしまったのでそろそろ帰ります。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

あ、あずまがバイバイしてくれた。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

あ、暴れてる。

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

あ、落ち着いた。

まだ1歳半のあずまは、撮影中ずっと無邪気にかけ回っていました。

私たちだってまだまだこれから。

きっと色濃い人生が待っている。きっと色恋も待っている。悩んでいないで、さぁ精一杯かけ回ろう。

※本記事は2017年6月の情報です。

写真:石川真魚

書いた人:小鳥遊しほ(たかなし しほ)

生きる目標がわからない漫画家と、餃子作りをしてみました【小鳥遊しほ×櫻井エネルギー】

1988年7月6日、愛知県生まれ。イラストレーター、フードコーディネーター、モデル。美容師、調理師の免許、その他8個の資格を持つ。雑誌の連載、TVやアプリのイラストレーション、企業やアパレルブランドとのコラボなど幅広く活動。書籍『くまっているのはボクなのに。一問一頭』(KADOKAWA)

ウェブサイト:小鳥遊しほ オフィシャルサイト

過去記事も読む