植木が盛んな出水市で特に業者が多い西出水小学校区では、1日の出校日に合わせ、職人とPTAがボランティアで同校の庭木を剪定(せんてい)をするのが伝統だ。今年もベテランから若手まで35人の植木衆が集まり、職人技を存分に披露した。 創立80周年の1960年、卒業生の植木業者たちが多くの樹木を寄贈したのがきっかけで始まった。以来、業者の間では8月1日はスケジュールを空けておくという。 60年近く続く伝統行事だが、業界は、後継者不足で参加する職人も少しずつ減っているという。植木職人で2017年度PTA事業部長、内田義一さん(39)は「人手が減っても効率よく作業できるよう内容を見直し、伝統を引き継いでいきたい」と話した。