鹿児島大学の研究グループと、南さつま市の社会福祉法人博楽福祉會が運営する障害者の就労支援事業所ボヌールは、ウナギの完全養殖に向けて、仔(し)魚の餌の共同研究に取り組んでいる。餌の原料になる植物プランクトンを、空きプールの水槽で培養する計画。新たな就労支援としての期待もかかる。 法人の石堂博司理事長(54)が、所有する「温泉交流の郷南さつま・いなほ館」(同市金峰)の屋内プールの活用策を鹿大側に相談。植物プランクトンの培養を研究する鹿大水産学部の小谷知也准教授(47)を紹介された。安定的な大量培養には、屋内で温度管理などができる環境や一定規模のスペースが必要という。