ホテルニューオータニ・ガーデンコート(千代田区紀尾井町4)で7月16日、マリー・ローランサン美術館がオープンした。(赤坂経済新聞)

 マリー・ローランサン美術館の内覧会の様子

 マリー・ローランサンは、20世紀のフランスで活躍した女性画家。グレーとパステルカラーを組み合わせ、夢見るような少女像などの作品を発表。詩人アポリネールとの交流や、亡命生活など波乱の人生を送ったことでも知られている。

 同館は、創始者高野将弘が多年にわたって収集したコレクションを基に1983年、長野県蓼科高原に設立。2011年に惜しまれつつ閉館したが、フランス・パリのマルモッタン=モネ美術館での回顧展を経て再オープンした。

 今回の展覧会は「マリー・ローランサンが東京にお引っ越し」と題し、ローランサンの作品62点を紹介。初期から晩年まで時系列の展示方法で、作者の作風の変化を体感することができる。同館館長の吉澤公寿さんは「20世紀前半にピカソやマチスとともに活躍したマリー・ローランサンの初期から晩年まで、それぞれの時代を代表する油彩作品のみを展示した。彼女の人生もたどる事ができる回顧展を堪能してほしい」と話す。

 開館時間は11時30分〜18時30分。月曜休館(ただし祝祭日の場合は翌日)。展覧会「マリー・ローランサンが東京にお引っ越し」は11月12日まで。