元Jリーガーでアスリートのパーソナルコーチを務める中西哲生さんの「N14中西メソッド」を採用した「N14放課後運動クラス」が4月6日、ベラビスタ膳所(大津市木下町)で始まった。(びわ湖大津経済新聞)

 【写真】元Jリーガーでパーソナルコーチ、スポーツジャーナリストの中西哲生さん

 中西さんは名古屋グランパスや川崎フロンターレで選手として活躍し、引退後はスポーツジャーナリストとして活動している。セルティックに所属していた中村俊輔選手(現横浜FC)から依頼を受けたことをきっかけに、中村選手のプレーを分析。中村選手はほかの日本人選手にはない正しい姿勢とフォームを持つことに気付いた。その姿勢を日本人の骨格や重心位置などに合わせて再構築し、「中西メソッド」を確立した。長友佑都選手(マルセイユ)や久保建英選手(ヘタフェ)などのパーソナルコーチを担当。

 滋賀と京都でサッカー教室やチアダンススクールを運営しているテクネ・ジャパン(京都市左京区)が幼少期に体の土台を作ることの必要性を感じ、中西さんに「サッカーではなく、より幅広い子どもたちが参加できる運動教室をしたい」とオファー。中西さんは「サッカー選手だけでなく、ほかの競技やピアニストのパーソナルコーチをする中で、サッカー選手以外の方に伝えているメソッドを子どもたちの運動や思考に落とし込むことができればオファーを受けられる」と、「遊びながら体の正しい動かし方を自然に身に付けること」をテーマとした運動クラスを立ち上げた。

 中西さんは「あくまでも僕のトレーニングは教えているというよりも一緒に楽しみながら伝えているという感覚が強かったので、『教室』とせずに『クラス』とした。子どもたちが楽しみながら、自然と動きが身に付いていくという感覚を『N14放課後運動クラス』で再現したい」と話す。

 ほかの教室との違いは「脳が汗をかく運動教室」とのこと。美しい姿勢と笑顔にこだわってカリキュラムを作成。指導を担当する尾嵜希望さんは「フープやミニハードル、ボールを使い、『投げる・跳ぶ・走る』を主体に複数動作を取り入れ、考えながら体を動かすことを意識しなくてもスムーズに行えるようにしたい」と話す。

 中西さんは「コーチは何かを指導するというよりも一緒に遊んで楽しさを伝えるためにいる。力まず伸び伸びと動き回ることができる状態というのは、良い姿勢のとき。良い姿勢で遊んでいるということは笑顔になっているとき。美しい姿勢と笑顔はリンクしている。子どもたちと一緒に楽しみながら体を動かすことができる空間をつくっていく」と意気込みを見せる。

 尾嵜さんは「運動クラスで体のベースを作った子どもが、大きくなって競技スポーツをするときに役立てばうれしい。いろいろなスポーツの入り口になれば」と話す。

 ベラビスタ膳所は毎週火曜、幼児クラス=16時〜、小学生クラス=17時〜。ブランチ大津京(大津市二本松)は5月6日から毎週木曜、幼児クラス=16時〜、小学生クラス=17時〜。4月18日、22日に体験教室を開く。