船橋市内の飲食店を共通チケットで食べ歩きするイベント「ふなばシル2020」の開催に向け現在、チケットの販売が始まっている。(船橋経済新聞)

 【写真】クラムチャウダー選手権優勝店のラーメンBAR963も参加

 参加店で共通して使える「ふなばシル」チケットを参加店に提示すると、各店の看板メニュー1ドリンク&1フードがセットの「バルメニュー」が提供される企画。5店舗をはしごして回ることで市内の個人店を知り、街を歩きながら腹を満たせる。

 同イベントは、2010(平成22)年9月6日にJR船橋駅周辺53店舗が参加して初回を開催。以降、年に1〜2回のペースで開催し、同船橋駅、津田沼駅、西船橋駅など飲食店街のある駅を中心に広がってきた。11回目の開催となる今回は、船橋駅を中心に西船橋駅、津田沼駅、新京成線沿線にもエリアを広げ、市内50店舗ほどが参加する。

 今回は、新型コロナウイルス感染症対策について入念な準備を重ねての開催になる。船橋市保健所から監修を受け、感染症対策の動画を実行委員会側で制作。参加店舗はいずれも船橋市が認める「コロナ対策登録店」で、感染症対策動画を視聴、万全の対策を持って参加者の受け入れに臨む。

 これまで使っていた紙のチケット、紙のマップやパンフレットは感染拡大防止の観点から廃止。決済からチケットの受け渡しまで全てインターネット上のアプリで処理する仕組みを取り入れた。

 参加者は、同イベントの公式ホームページから「チケット購入」ページへ移動し、個人アカウント作成後にクレジットカードでチケットを購入する。チケットは、スマートフォン内のアプリに5枚セットで送られ、各店固有のQRコードを通じてチケットを送信することで「バルメニュー」のサービスを受けられる仕組みになる。

 これまでの開催では1日〜2日間に集中し、イートインでの飲食を中心に推奨していたが、6日間に延長し、「テイクアウトメニュー」のみでの参加も認め、「三密を避ける」方向にシフトした。
 
 千葉県の観光及び地産地消を推奨する「おもてなし」キャンペーンの補助対象事業にもなっており、船橋市市内及び近隣の市川市、習志野市、鎌ケ谷市の提携宿泊施設(ホテル・民宿・旅館・カプセルホテルなど)に宿泊し、施設でチケットを購入すると4,000円のチケットを500円で購入できるようにもなっている。

 紙を廃止して、ウェブ上での決済や参加店を周知することで、GPSとの連動や参加店の申し込みをイベント開催期間中でも行えるようになるなど、利便性が大いに向上しているという。

 「新型コロナで多くのイベントが開催できなかった。感染症対策を施すことで『こうやればイベントが開催できる』という事例を全国に示したい」と山崎健太朗実行委員長。

 開催期間は10月18日〜23日。チケットの購入は、ふなばシル公式ホームページから行える。チケット(5枚つづり)は、当日=4,000円・前売り=3,500円。