多摩地区最大の山車(だし)まつり「八王子まつり」の模様が8月5日・6日の2日間、ケーブルテレビ局「J:COM 八王子」(八王子市旭町)などで生中継される。(八王子経済新聞)

 今月4日から3日間にわたって行われる同祭り。甲州街道(国道20号)をメイン会場に山車やみこし、民踊流しなどが繰り広げられ、昨年は80万人もの観客が訪れた。今年は八王子市制100周年を受け、史上2回目となる多賀神社を中心とした「上地区」と八幡八雲神社を中心とした「下地区」の両地区の山車が一同に会する山車総覧が行われるなど記念行事も予定する。

 今回は祭りの模様をメイン会場近くに設けるスタジオから2日間で12時間にわたって中継。山車総覧などが予定されている5日18時30分からの2時間30分については、J:COMの全サービスエリアで放送される「J:COMテレビ」でも放送する。会場には「八王子100年応援団」のメンバーでもある歌手の北山たけしさんらゲストも迎えて盛り上げる。

 放送と合わせて、スマートフォン向け地域情報アプリ「ど・ろーかる」でライブ配信も実施。アプリ向けの限定コンテンツとして、4日に中町公園(中町)で行われる八王子芸妓衆による「宵闇(よいやみ)の舞」のライブ配信も予定する。

 加えて、J:COMと市民プロジェクト「八王子の日大作戦」、八王子市の3者が協働で進めている企画「みんなで祝おう100周年 はちおうじLOVEメッセージ」とも連動。ジェイコムショップ八王子店(中町)内に設けた、フェイスブックに連動した自動撮影機能を持つデジタルサイネージ「チームラボカメラ」を使って、八王子への思いをネットで紹介するほか、一部は番組内でも取り上げるという。

 祭り当日は甲州街道沿いに15台のカメラを出すほか、山車総覧に合わせてクレーンカメラも稼働させるなど工夫を凝らす。番組制作に携わる甲把美和子さんは「地元メディアとして20年来、八王子まつりの生中継をやってきたが、今年は市制100周年ということで節目の年になる。今までにない八王子まつりが見られるのでは」とした上で、「八王子まつりを全国放送するのは初めて。市制100周年をお祝いするとともに、『J:COMテレビ』ではシティープロモーションにも力を入れているので、祭りの価値を上げられるような取り組みを地元メディアとしてできたら」とも。

 祭り開催前から「八王子まつり徹底解剖」「八王子まつり今昔」、7月29日からは新たに「まつりと一緒に楽しむ!八王子散策」と題した3本の特別番組を放送するなど機運を盛り上げてきた。「八王子まつり徹底解剖」に出演し、生中継当日は司会を担当する櫻井芳子さんは「今年は全国ということもあるので、八王子まつりの初歩的なところから理解を深めていけるような2日間にしていきたい。熟知している方にも楽しんでいただけて、初めて見る方にも『なるほどね』と思ってもらえるようなものになれば」と意気込む。

 放送時間は各日15時〜21時。八王子、日野、多摩、武蔵野・三鷹、東京西、西東京、調布・狛江、世田谷エリアの各局のコミュニティーチャンネル「J:COMチャンネル」で放送される。