近鉄奈良線・河内花園駅南側の花園本町商店街(東大阪市花園本町)で現在、「英会話指差しシート」を作成している。(東大阪経済新聞)

 ラグビーワールドカップ2019で来街する観戦客をもてなそうと同商店街では昨年6月から、商店主らを対象にした英会話教室を月1回開いている。アメリカやカナダなどに長期滞在経験を持つ、「kitchen SAWASAWA」店主の峯開美さんが講師となり、「外国人が歩いてきた時に避けていたのが積極的に道案内できるくらい」のレベルを目指し、花園ラグビー場までの道案内やネーティブな表現、日常会話などを学んでいる。参加者は30代〜60代で業種はさまざま。

 大阪樟蔭女子大学と共同で作る「英会話指差しシート」は、国際英語学科の学生が協力し、飲食店用と物販店用の2種類を作成。飲食店用であれば、豚や牛、野菜、ドリンクなどのイラストと英語表記、「OK」「NO」の表示を並べ、何が食べたいか、何が食べられないかなどを尋ねる。店で使いそうなフレーズは日本語と英語で表記し、英語が話せなくても指を差してコミュニケーションが図れるように考案した。

 テスト版ができた段階で、飲食店・物販店各3店舗に同大学の外国人講師を招き、同シートを使ってロールプレーした際には、「シートがないより会話が弾んだ」と「お野菜料理ふれんちん」のオーナーシェフ・白山登茂和さん。課題があった部分は改変し、4月ごろには完成する予定。これまで日本語版しかなかった商店街マップの英語版も制作するという。

 今後について、白山さんは「英会話教室はW杯に向けて毎月開催していく。商店街のサインに英語表記を追加したり、英語でラグビー場までの行き方を書いた看板を設置したりしていきたい」と話す。