宮崎・延岡の駅前複合施設「エンクロス」(延岡市幸町、TEL 0982-20-3900)で10月2日、「国文祭・芸文祭みやざき2020応援プログラム」として、宮崎の歌舞伎と神楽のイベントを行う。(日向経済新聞)

 【写真】日之影町で町民たちが受け継いできた「大人歌舞伎」

 1年延期されての開催となった「国文祭・芸文祭みやざき2020」だが、一部にさらなる延期や中止が余儀なくされている演目もある。新型コロナ禍でも伝統文化に触れる機会をつくろうと市民活動の企画、運営、支援を行うエンクロスが企画した。

 日之影町大人(おおひと)地区に伝わる「大人歌舞伎」のグループや延岡市の「城山かぐら保存会」がそれぞれの芝居や神楽を披露する。小学生がそれらの伝統芸能を学び、体験するプログラムもある。ライブ配信も行う。

 エンクロスの織田祐翔さんは「最近鬼や呪いがテーマになっているアニメやゲームが子どもたちの間で人気になり、物語に登場する日本の神話を間接的に知っている子も多い。そんな中、コロナ禍で地域の行事が中止になり、伝統文化に触れる機会が減っており、なんとかそれを補うようなことができないかと考え、イベントを企画した。講師を務めてくれる伝統文化の担い手の皆さんと話をし、彼らの『伝統芸能を継承したい』という大きな熱意にも触れた。普段は地域で行っている演目を駅前で披露してもらい、リアルとオンラインの両方で多くの人に知ってもらえたら」と話す。

 開催時間は15時〜21時。子どもの歌舞伎、神楽体験は15時〜17時。募集人数は40人。対象は小学校3年生〜6年生。要申し込み。大人歌舞伎の披露は18時〜19時、城山かぐら保存会の舞は19時30分〜20時30分。