国内最高峰の外洋ヨットレース「パールレース」が7月28日、志摩ヨットハーバー(南伊勢町)を拠点に開幕した。(伊勢志摩経済新聞)

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レースはこの日、11時25分に五ヶ所湾口をスタートしたが、無風のため45艇は6時間以上経っても未だ20キロ離れた大王崎沖で停滞している。

 日本セーリング連盟、JSAF外洋東海、外洋湘南の共同主催による同レースは、今年で58回を数える伝統の外洋ヨットレース。コースは、伊豆諸島東京都の利島(としま)を反時計回りでターンし、神奈川県江の島の白灯台付近に設置したフィニッシュラインを目指す180マイル(約300キロ)。

 参加45艇(エントリー計48艇、クルー計346人)は11時25分の号砲を合図に、ダブルハンド(2人乗り)部門3艇(エントリー計5艇)と一般部門IRC42艇(エントリー43艇)が一斉にスタートしたが、10分で進んだ距離は約300〜500メートル。

 スタート時、同ヨットハーバーハーバーマスターの岡吉樹さんは「風が無く我慢のレース。このまま風が無ければ、今日中に大王崎を超えられるかどうか」と推測する。16時現在の艇団の位置は大王崎沖約20キロ。時速約4キロで歩くよりも遅い。

 河内道夫大会実行委員長は「ヨットは風任せなので我々がどうすることもできない。無事江の島まで到着してくれることを期待する」と話す。

 タイムリミットは30日14時。30日には、江の島ヨットハウスでフェアウエルパーティーを開催。同レースのホームページでは現在、参加艇の現在地を公開している。