金沢市の「金沢ふるさと偉人館」(金沢市下本多町6、TEL 076-220-2474)で7月22日、「VRで実現!夢の偉人会議」が開催される。(金沢経済新聞)

 会場となる「金沢ふるさと偉人館」の1階入口ホール

 市内中心部に点在する文化施設が通常の閉館時間を遅らせ、夜間開館する「金沢ナイトミュージアム」の一環として開く。「金沢ナイトミュージアム」のディレクターを務めるNPO法人「金沢アートグミ」(青草町)の金谷亜祐美さんが、金沢ゆかりの偉人を紹介する同館を舞台に見た人に「あっ!」と言わせるイベントをしたいと、3DCG技術を得意とする「C8LINK(クリパリンク)」(武蔵町)に協力を打診。3DCGで偉人たちをよみがえらせ、100年以上前に活躍した科学者たちが現代の金沢について円卓会議を行うという同イベントを共同企画した。

 登場する偉人は近代バイオテクノロジーの父と呼ばれる科学者・高峰譲吉、金沢市出身の天文学者・木村栄、「持明院」(神宮寺3)に咲く「妙連」という珍しいハスを発表した植物学者・藤井健次郎、分子量測定法などを考案した桜井錠二、放射化学の父として知られる飯盛里安の5人。頭部にVRゴーグルを装着することで5人の偉人たちが目の前に現れ、参加者は現代を代表する偉人という役割で会議に参加することになる。

 同館学芸員の増山仁さんは「ただ写真が並んでいるようではなく、それぞれの個性や後世に伝えられているキャラクターもうまく再現している。偉人たちの金沢にまつわるエピソードなども交えて会議が行われる予定。同館としても初めての試みで、期待も大きい。お子さまでも十分に理解できる内容なので、幅広い年代の方に楽しんでいただければ」と話す。

 開催時間は17時〜19時30分で、30分間間隔の全6回。定員は各回10人。参加費は500円(入館料込み)。要予約。予約はホームページまたは「金沢アートグミ」(TEL 076-225-7780)まで。当日の申し込みは同館で受け付ける。