金沢市役所近くの「金澤ななほしカレー」(金沢市広坂1、TEL 076-232-5707)で7月10日、新メニュー発表試食会が開催された。(金沢経済新聞)

 金澤ななほしカレーの新メニュー発表会の様子

 今夏限定でメニューに加わるのは、油をほとんど使わない同店だからこそ提供が可能という「冷製カレー」。店主の西橋俊光さんと、運営サポーターを務める金澤美粋プロジェクト代表の安久豊司さんが、集まった参加者に新作2種を発表した。

 「夏野菜とひよこ豆のラタトゥイユ風カレー」はフランス料理のラタトゥイユをカレーにアレンジ。動物性食材を使っていないためベジタリアンや宗教上・健康上の理由で食事に制限がある人も楽しめるのも特長。西橋さんは「新メニューを考える上で、誰でも食べられるカレーをという思いがあった。ラタトゥイユは個人的に夏になると食べたくなり、よく作っていた。トマトを多く使うのでカレーにアレンジしても美味しくなると確信して開発した」と話す。

 「枝豆ベース 海老(えび)とアボカドとモッツァレラチーズのカレー」は、枝豆の冷製スープにヒントを得、ペースト状にした枝豆をベースにしたクリーミーなルーに海老とアボカド、モッツァレラチーズをトッピング。枝豆やアボカド、モッツァレラチーズは栄養価や脂肪分が高く、夏バテ解消にも効果的だという。2種類のルーを1つの皿に盛り付けた時の彩りにも考慮し、トマトベースの赤と枝豆ベースの緑の色合いにもこだわった。

 5種類のカレーから2種類を選べる「金澤ななほしカレーセット」(1,080円〜)が「お薦め」。冷製カレーをダブルで、または冷製と熱いカレーの組み合わせなど、「いろいろ試しながら召し上がっていただくのも同店の楽しみ方の一つ」と西橋さん。セットには選べるトッピング2種類とナッツミルクスープと、ゆず酢・大野醤油(しょうゆ)で味付けしたオリジナル和風ピクルス、白砂糖不使用の手作りデザートが付く。

 「冷製カレー」が初登場した昨年の夏は、来店客の半分以上が「冷製カレー」を注文したという。安久さんは「上質で健康的、金澤らしさにこだわっている。これが金澤カレーの新常識になってくれれば」と話し、西橋さんは「昨年も涼やか、珍しいと好評を頂いた。同店でしか出せない冷製カレーで、暑い夏を乗り切ってもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時〜19時30分。月曜定休。「冷製カレー」は9月中旬まで販売予定。