石川県産業展示館3号館(金沢市袋畠町)で7月27日、「くらしの器とクラフトフェア金沢2017」が始まった。(金沢経済新聞)

 【パノラマVR】「くらしの器とクラフトフェア金沢」の様子

 全国の陶磁器の窯元や工芸作家の作品を一堂に集めた展示・販売イベント。九谷焼や輪島塗など伝統工芸が生まれ、工芸作品を大切にする文化が根付いている石川県で、日々の暮らしに工芸作品を取り入れる機会を提供することで、伝統工芸への一層の理解と産業の振興につなげてもらおうと企画したという。

 会場には、九谷焼、有田焼、唐津焼、備前焼、美濃焼などの伝統的な陶磁器からデザイン性の高い現代的な食器まで多彩な器がそろう窯元のブースに加え、漆工芸、木工芸、組みひもなどの工芸品のブースなど計157店が並ぶ。

 北海道から九州まで全国各地の窯元、工芸品店が出展しており、石川県初出展の店も多い。「日本海側での出展は初めて」という波佐見焼の窯元「古?(ころく)窯」(長崎県)の店主は、底がすり鉢状になっている急須などを熱心にアピール。水玉やボーダーなどのおしゃれな器が並ぶ土本製陶所(三重県)のブースでは、豆皿などを手に取る女性客の姿が多く見られた。

 そのほか、九谷焼絵付け体験(1,600円〜)、珠洲焼陶芸体験(3,000円)、加賀棒茶の入れ方講座(無料)などワークショップも開催。出展窯元の器でコーヒーが飲める器カフェ(500円)、抹茶と和菓子が楽しめるお茶席コーナー(500円)なども設ける。

 主催する北陸放送開発事業部の担当者は「お気に入りの器を見つけて、毎日の生活に彩りを加えてもらえたら。体験コーナーや飲食コーナーもあるので、家族や友達と一緒に来場いただきたい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時〜17時(最終日は16時まで)。入場料は500円。今月31日まで。