熊谷うちわ祭最終日の7月22日、外国人観光客を招いて子どもたちとその家族がガイドを行うボランティア活動が行われた。昨年に引き続き2回目の開催になる。主催はNPO法人「AEA英語通訳キッズプロジェクト」。(熊谷経済新聞)

 観光客もガイドも一緒に山車を曳く様子

 事前に「うちわ祭」について学んだ子どもたちとその家族、総勢76人が熊谷市役所に集合。横田基地から招いた外国人観光客らがバスで到着すると、ガイド家族と外国人観光客がペアになって出発した。

 お互いに自己紹介をしたり「あいさつ代わりに」と手拭いをプレゼントして「ねじり鉢巻き」を結び合ったりする組も見られ、それぞれ祭り会場となる中心部へと歩き出した。

 参加者は独自に考えたツアープランを提案したり、観光客の要望を聞いて資料を見せたりして町を案内。露天に立ち寄ってかき氷を注文する際には「Which syrup do you like?(シロップは何が良い?)」「This is all-you-can-take.(かけ放題だよ)」と声を掛けたり、一緒に射的を興じ、的を射ると「Good job!(グッジョブ)」とハイタッチで喜びを分かち合ったりした。プランの一つに「お囃子(はやし)体験」を提案した組では、荒川区協力の下、実際に山車へ上がって太鼓やかねを鳴らし、町の人たちと一緒に手綱を持って山車を引く場面もあった。

 家族4人で参加した女性は「AEAに入っていなければ、こんなすてきな体験はできなかった。ただ、ただ感謝」と話した。

 同NPO代表の赤井由紀子さんは「英語は話す必要性があるから習得できるもの。アクティブラーニングで英語をアウトプットする場を提供し続け、家族みんなで英語習得を通じ、人とのつながりの大切さやコミュニケーションする喜びを学んでほしい」と話す。