「旧・浮ヶ谷邸」(松戸市松戸)で7月25日、「旧・浮ヶ谷邸プロジェクト」トークイベントが開かれる。(松戸経済新聞)

 「食べられる道(エディブル・ウェイ)」主宰・千葉大学大学院園芸学研究科の江口亜維子さん

 「食べられる道」(エディブル・ウェイ)は、まちづクリエイティブ(松戸市本町)とあゆみリアルティーサービス(東京都中央区)が共同で、千葉大学大学院園芸学研究科・木下勇地域計画学研究室が進める「食べられる景観」(エディブル・ランドスケープ)の実践研究プロジェクトと連携して、空き家再生やコモンキッチン(収穫物をみんなで調理して食べる場)を通じて、持続的な地域コミュニティー活性化を目指した取り組み。

 プランターは、野菜やハーブが植えられており、松戸駅から千葉大学園芸学部までの約1キロメートルの通りの地域住民の協力を得て、昨年9月〜12月にかけて設置したもの。同社社長の寺井元一さんは「古民家再生事業で、飲食店などの事業物件を扱うにあたり耐震補強の課題があった。道の途中にある築50年の『旧・浮ヶ谷邸』がその物件だが、耐震補強が直接物件の魅力につながらないこともあり、こういった取り組みを企画した」と話す。

 寺井さんは「プランター設置後には住民同士のコミュニケーションの活性化のみならず、安心して歩けるようになったという声も聞かれた。プランターの収穫物は各家庭で消費するほか、『旧・浮ヶ谷邸』のコモンキッチンに持ち寄り、地域の皆さんと共に食べるイベントなどで活用される予定」と話す。

 同イベントのほか、7月〜10月にかけて、同物件の耐震補強を含めた改装・DIYリノベーションを進めながら、コモンキッチンをはじめ、水耕栽培に関するワークショップ、エディブル関係映画の上映会などを開催していく。

 開催時間は18時〜20時。入場無料。