松本市は現在、市内のセミの分布を把握する「市民セミ調査」のために、セミに関する情報を募っている。(松本経済新聞)

 募集するのは、市内でセミを見つけたり、鳴き声を聞いたりした日時や場所、何匹いたかなどの情報。集まった情報をもとに、市内のセミ分布図を作成する。市のホームページでは、セミの抜け殻の大きさや触角の特徴などからセミの種類を見分ける方法を紹介するページを設け、セミの鳴き声を再生できるサイトへのリンクも掲載している。

 市民参加型調査は、一昨年はカエル、昨年はホタルで実施。「カエルやホタルは水辺の生物だったので、子どもたちだけで調査するのは難しい面もあった」と市環境保全課の金井悠一郎さん。子どもたちが昼間に調査できるようにと、3回目となる今回はセミを対象とした。

 調査は6月から開始。時期によって出現するセミの種類が異なるため、調査期間は4カ月間設けた。「なじみのあるミンミンゼミやアブラゼミ以外にも、いろいろな種類のセミがいることを知ってほしい」と金井さん。「ちょうど夏休みの自由研究にもいい。多くの子どもたちにとって、身近に多様な生物がいることを知り、身の回りの環境について考えるきっかけになれば」と話す。

 メール、郵送、ファクスなどで受け付ける。締め切りは9月29日。問い合わせは同課(TEL 0263-34-3267)まで。