商業施設「クロステラス盛岡」(盛岡市大通3)屋上駐車場特設会場で8月11日、「雪のビアガーデン スノーテラス」が開催される。(盛岡経済新聞)

 同イベントは、雪国の魅力を発信することを目的とした「いわて雪の活用連携プロジェクト2017」の一環として行われるもの。豪雪地帯として知られる西和賀町から雪を運び、交流人口の拡大や子どもたちの自然学習にも役立てる。

 同施設では昨年の夏、大通商店街などの飲食店店長らなどと協力し、市街地の活性化を目指して企画した「大通まちなかビアガーデン『ビアテラス』」を3回にわたって開催。その際に「真夏の雪見酒」と題して、同じく西和賀町から雪を運び雪山を設けた企画を実施し、好評を得た。今回はファミリー向けをテーマに、親子連れでも足を運びやすいイベントを目指す。

 同施設販促担当の橋野浩樹さんは「夏に雪があるというインパクトの強さもあり、昨年は多くの人に楽しんでもらえた。今年は雪山の背景にある西和賀町の状況も知ってもらいたい。雪による被害は多いが、それをうまく活用しようとする皆さんのストーリーにも触れてほしい」と話す。

 当日は会場内に西和賀の雪を使った滑り台を設置した「雪遊びコーナー」のほか、飲食店8ブースが出店する「雪のビアガーデン&フードコーナー」、スラックラインや丘ボードが体験できる「新スポーツ体験コーナー」を設ける。同施設1階の特設会場では「雪国の文化と生き物展」として、雪国文化の展示やカブトムシなどの標本展示、自然学習コーナーを設置する。

 橋野さんは「雪は岩手にとって切っても切れないものの一つ。夏に触れる雪は冬の雪とはまた違った印象を感じると思う。夏休みの思い出に、まちなかで雪遊びをする非日常感を楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は11時〜19時。入場無料。