富士山プロダクト(山梨県甲府市)は3月31日、県の伝統工芸品「印伝」と「ふじやま織」を使ったキャップの販売を始めた。(富士山経済新聞)

 【写真】tr@dinionキャップ レディース ゆたか

 企業や団体のニーズや課題に基づいて学生が「社員」として主体的に活動し、企業と一緒に目標を達成していく「Miraiプロジェクト」の一環として企画・商品化した同商品。

 ブランド名は「tr@dinion(トラディニオン)」。traditionalとunionからの造語で2つの山梨県の伝統工芸を組み合わせた商品という意味を込めた。キャップはフロント2面に印伝柄の生地を使い、サイドからバックの4面とツバにふじやま織の生地を使った。普通にかぶると印伝柄がメインに、後ろ向きにかぶるとふじやま織のデザインが楽しめる。

 印伝の山本(甲府市)と舟久保織物(富士吉田市)が原料協力を行う。

 なめした鹿革に漆で模様付けをする「印伝」は400年以上前から製法が伝わり、財布や名刺入れ、バッグなどが作られている。「ふじやま織」は山梨県の郡内地域で続く「郡内織」と呼ばれていた伝統織物の一種を、富士山を前面に押し出し、知名度を向上させようと2006(平成18)年に地域ブランドとして商標登録された。

 価格は3万9,800円。ウェブサイトで販売する(受注生産)。