山崎記念中野区立歴史民俗資料館(通称=れきみん、中野区江古田4、TEL 03-3319-9221)が6月2日、開館した。(中野経済新聞)

 【写真】(関連フォト)中野区歴史民俗資料館(外観)

 郷土の文化遺産を保存し、展示活用していくことを目的に1989(平成元)年、名誉都民である故・山崎喜作さんから寄贈された土地に建設し開館した同館。開館から30年を経て、約半年間の工事を行い4月1日にリニューアルオープンした。リニューアルしたのは常設展示室で、かつてはジオラマや説明パネル、映像などを使って太古から昭和時代(近代)半ばまでの中野の歴史を紹介していたが、リニューアルでは平成時代までを含む形で「現代の中野」を付け加えているほか、映像の刷新、展示物の耐震補強なども行った。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため政府が4月7日に緊急事態宣言を発令したことに伴い、リニューアルオープン後間もなく臨時休館していた。5月25日に政府は緊急事態宣言を解除し、それに合わせて都も休業や営業時間の短縮の要請についての段階的な緩和を始めたことで、開館した。これを機にツイッターも開設。哲学堂公園(松が丘1)の「哲理門(通称=幽霊門)」に本来収められている「天狗(てんぐ)像」「幽霊像」や井上円了が無尽蔵に収めていた閻魔像も展示しているリニューアルオープン記念展示「国名勝指定記念 哲学堂公園」は6月20日まで会期を延長して開催している。

 開館時間は9時〜17時。月曜・第3日曜休館。入館無料。