土用丑(うし)の日の7月25日、日本橋と新潟をつなぐアンテナショップ「BRIDGE NIIGATA(ブリッジ ニイガタ)」(中央区日本橋室町1)で、うなぎかば焼き風のかまぼこ「うなる美味(おい)しさ うな次郎」の試食会が行われた。主催は一正蒲鉾(新潟市)。(日本橋経済新聞)

 うなぎのかば焼きをイメージし、魚のすり身で作った「うな次郎」

 かに風味かまぼこ「オホーツク」で知られる同社が、うなぎのかば焼きをイメージした魚のすり身で作った同製品。皮の部分にも焼き目をつけて香ばしく仕上げた。1食でビタミンB1の成人男性の1日に必要な摂取量が取れるという。

 発売は昨年6月30日。工場に「うな次郎」専用ラインを新設し、身のやわらかさと皮の弾力感を出すため、2種類のすり身を特殊技術で合体。成形時に表面に切り込みを入れて、ふわふわとした食感を再現しており、焼き工程ではうなぎかば焼き専用の焼き機をカスタマイズして導入。見た目も味も本物のかば焼きに近づけたという。

 「カニカマで培った成形や蒸しの技術を生かして1食300円と手軽な価格に仕上げた。小骨もないのでお年寄りやお子さまにもいいのでは」と同社営業統括部の森田洋二さん。「首都圏での本格的な試食会は今回が初めて。第1回はぜひ日本橋で実施したかった。うなぎと競争するのではなく、食卓で共存していきたい」と話していた。