丸の内各所で9月16日、全国の美大・芸大・大学院の卒業作品を選抜した作品展「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2021」(ATTM)が始まった。(日本橋経済新聞)

 【写真】全国の美大から卒業作品26点選抜

 国内の若手アーティストの発掘・育成を目的に開かれている同アワード。2007(平成19)年の第1回開催以来、ジャンルを超えた若手芸術家の登竜門として、国内外で活躍する多くのアーティストを輩出している。

 15回目となる今回も、審査員が全国の美大・芸大・大学院18校の卒業制作展を訪問し、卒業制作の中からノミネート作品172点を発掘。さらに厳選した26点を丸ビル1階マルキューブおよび3階回廊、丸の内オアゾ〇〇(おお)広場、そして今年7月に開業した「TOKYO TORCH Park」の計3会場で展示する。

 今年も昨年に引き続き新型コロナウイルス感染拡大の状況を配慮して、オンラインによる鑑賞環境を充実。ニコニコ美術館とのコラボレーションでは絵画に関する著作を持つ和田彩花さんが会場を案内しながら展示作品の解説や制作者のコメントを公開する。

 専用サイトでは作品画像の拡大機能で在宅でも作品の温度感を味わいながら楽しめるような仕掛けを用意。さらに15周年を記念して、国内外で活動する3人の受賞アーティストが参加当時の思いや経験、これからの展望を語るインタビュームービーを公開する。

 展示最終日の29日は、審査員が最終審査を行う。グランプリや各審査員賞に加えて一般オーディエンスの投票で選出する「オーディエンス賞」など全11賞を決定する。

 開催時間は11時〜21時。入場無料。9月29日まで。