阪急夙川駅から徒歩4分、山手幹線沿いに「機動戦士ガンダム」のプラモデル=「ガンプラ」を扱うホビ−ショップ「Rauta(ラウタ)」(西宮市霞町、電話0798ー23ー1173)がオープンして間もなく2カ月がたつ。(西宮経済新聞)

 店内には常時、約150種類、約300個のガンプラが並び、新商品も随時入荷。ビルドスペースを設け、1時間500円でニッパーなどの道具も使える。店の入り口に設置するショーケースには、子どもから大人まで幅広い世代が作った力作が並ぶ。購入1,000円ごとにスタンプが1つもらえ、10個たまると1カ月間展示できる。

 「ずっと自分で何かしたいという思いがあった」という店主の橋本紳平さん。試行錯誤の末、たどり着いたのが、子どものころから好きだったガンプラだった。「今はプラモデルの店が少ないから、子どもがパッと行って買える店があれば」と、脱サラして同店を開いた。店名のラウタは、フィンランド語の「鉄」の意味を持つ。「ガンダムだけに金属っぽい名前にしたかった。そしてコロナ禍でも鉄のような心で負けないぞ、という思いを込めた」

 橋本さんは「1979(昭和54)年からテレビシリーズアニメとして放映された機動戦士ガンダムは、アジアでも大人気で親子孫3世代にわたるファン層ができている。販売開始から昨年7月で40周年を迎えるガンプラも同様に幅広い層に支持されている」と話す。

 ガンプラは、部品をランナー(枠)から手で外せる工具不要の「タッチゲート」式モデルもあり、子どもでも簡単に組み立てることができる。橋本さん自身も幼稚園のころから組み立てていたという。「接着剤不要でパチッとはめ込むだけなので、簡単に組み立てられて達成感が得られる。説明書を見て考えながら作るので知的玩具としても最適。大人にも指先を使うことで脳トレや指先トレーニングになり世代を超えて楽しめる。ガンプラには趣味だけでない魅力がある」とも。

 「今のキットは昔と違い、可動域が広くなっているので作る楽しみも増えた。プラモデル初心者に来てもらい、こんな世界もあることを知ってもらえれば。今話題の、袋から出さずに未開封のまま組み立てるガンダムや、楽しみながら作った自慢の作品を皆さんに見せてあげてほしい」と呼び掛ける。

 5月4日には、祖父母と参加するプラモデル作り体験会「ガンダムグランドビルダーの会」を夙川公民館(羽衣町)で開く。「親子でなく、おじいちゃん・おばあちゃんと孫が共に楽しむ場を作りたかった。これからも近所の人に来てもらい、コミュニティーの中心になれれば」。申し込みは電話で受け付けている。