大分市寿町に12月9日、「ボードゲームカフェJOGO」(大分市寿町8、TEL 097-510-5190)がオープンする。(大分経済新聞)

 2人が選んだ250種類のゲーム

 大分出身の森貴之さん(37)と森迫和宣さん(31)の2人が運営する。ともに会社員として大阪と愛知で働いていたが、ボードゲームを通してSNS(会員制交流サイト)で知り合い、意気投合。「みんなで集まって遊ぶのが大好き」という森さんと「ボードゲームを楽しむ空間が欲しかった」という森迫さんの思いがかみ合い、故郷で専門店を立ち上げることにした。森さんが昨年末に退社して店舗経営の基礎を固め、森迫さんがこの夏に合流する形で開店へ向け準備を進めている。

 店名とした「JOGO」は、ポルトガル語で「ゲーム」「遊び」の意。森さんは「日本語にすると漏斗(じょうご)になる。みんながここに集まってくれればとの思いも込めて付けた」という。

 店舗面積は約43平方メートル。4人掛けテーブル3台、6人掛けテーブル2台、カウンターに3席の計27席。テーブルや棚などは独特の空間にマッチするように自分たちで素材から選んで作った。森迫さんは「テーブル間を広く取っているので、ゆったりとゲームを楽しめる。椅子を増やせばもっと座れるし、テーブルを動かせばパーティーなどにも使える」という。

 手作りの棚には、ボードゲームにカードゲーム、積み上げ型の立体ゲームなど、世界中で楽しまれている250種類以上のゲームが並ぶ。

 ドイツの「カタンの開拓者たち」は、無人島を舞台に開拓競争を競うゲームで、各種大会が開かれるなど「ボードゲームの王様」とされている。「ナンジャモンジャ」は子どもでも遊べるロシア生まれの暗記型カードゲーム。フランスの「コリドール」は、自分の駒を進めるか相手の駒の進路を妨害するかを選んでゴールを競う、問題解決力を高めるゲーム。「対象年齢は20〜40代にはなるが、大人はもちろん子どもも高齢者も楽しめるゲームもたくさんそろえた」と森さん。

 森迫さんによると、ボードゲームは近年、大人のコミュケーションツールの一つとして、パーティーやイベントに活用されているという。「自分たちもテレビゲーム世代だが、アナログゲームと向き合ったことでその面白さとコミュニケーションを高める力の強さにあらためて気付いた」と話す。

 森さんは「友達同士はもちろん、一人でも、初対面でもその場でゲームに参加すればすぐに仲良くなれる。この面白さと奥深さを知らないのはもったいないと思う。多くの人にボードゲームの魅力を伝えたい」と意気込む。
 ドリンクメニューは、コーヒー、アイスコーヒー(以上450円)、コーラ、オレンジジュース(以上400円)など。フードメニューはサバカレー(700円)、ホットサンド(450円)、フライドポテト(300円)。

 営業時間は12時〜24時。ボードゲーム料金は平日=1時間500円(400円のドリンク付き)、土曜・日曜・祝日=1時間600円(同)で、3時間、6時間のパック料金も用意する。平日18時までの来店や2人での利用は100円引き。ゲームの持ち込みも可。