岡山市立オリエント美術館(岡山市北区天神町、TEL 086-232-3636)で7月15日から、特別展「古代オリエント カミとヒトのものがたり −神、精霊、人間が織りなす神話の世界−」が行われている。(岡山経済新聞)

 「神さまかるた」の見本

 同展では神話を「神話のはじまり」「女神をめぐる物語」「英雄列伝」など8つのテーマに分け、177点を展示する。神話をテーマにした特別展は同館初めての試み。ギリシア・ローマからエジプト、メソポタミア、インド、中国、日本までの地域の神話に登場する神や一場面を表現したものなど、約1万1000年前の遺跡模型から1900年代までの作品を集めた。

 同館の学芸員の須藤寛史さんは「『パズル&ドラゴンズ』などのゲームのモチーフに神話が取り入れられている。現在にも通じる神話のメッセージ、人間味あふれる神様たちに親しんでもらえたら」と話す。

 展示中の神話をより深く知ってもらえるようにと、8月11日にはワークショップ「なつやすみ 神さまかるた大会」を開く。参加対象は小学生以上で、事前申し込みが必要。

 同かるたは同館スタッフが作製したオリジナルで、44の読み札と絵札のセットを用意する。読み札は「目で殺す 破壊神シヴァ 超強い」「つぶれない?ガネーシャの乗り物は ねずみさん」「天岩戸 アメノウズメが 開いたよ」などがあり、大学生ボランティアが協力して作った。須藤さんは「地域別に10神様ずつ候補を作ってもらい、監修した。大学生が熱心に調べて選定してくれた力作」と話す。ワークショップ参加者には同かるたを進呈する。

 開催時間は9時〜17時。月曜休館。入館料は、一般=1,000円、高校生・大学生=800円、小・中学生=500円。9月3日まで。