大阪港の「天保山マーケットプレース」(大阪市港区海岸通1)3階の「天保山ギャラリー」(TEL 06-6576-5621)で7月21日、鈴木英人さんの原画展「鈴木英人博覧会2017『僕たちの夏』in大阪・天保山」が始まった。
 
 鈴木英人さんは「EIZIN」のアーティスト名で1980〜90年代を中心に活躍したイラストレーター。山下達郎さんや桑田佳祐さんのレコードやCDジャケットのほか、雑誌「FMステーション」や中学校英語の教科書「ニューホライズン」などの表紙で知られる。(大阪ベイ経済新聞)

 ファン寄贈による希少なグッズ

 同展は、毎年1万人以上のファンが国内外から訪れることから「EIZINの聖地」と呼ばれる。約40坪の会場では1980年代の音楽をレコードで流し、代表の高橋健二さんは「五感を使ってEIZINの世界を堪能できるよう工夫した」と話す。

 今年69歳を迎えた鈴木さんの最新作を含む、約70点の原画・版画を展示。1980年代にパントーンを用いて独自の画法で描いていた作品から、2000年以降のデジタル化に転向した作品まで幅広い。当時、コラボキャンペーンなどで描いた缶ビールやシャンプーなど、ファンからの寄贈によって集まった約50点の希少なグッズも手に取ることができる。

 高橋さんは「50〜60代の方が『あの頃』を思い出して少年のような目で喜んでくれる。来場した方が、元気を取り戻せる場所になれたら」と話す。

 開催時間は11時〜20時。入場無料。8月20日まで。