2019年に開催される国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の芸術監督が、ジャーナリストの津田大介さんに決定した。あいちトリエンナーレは愛知県内を舞台に2010年から3年に1度開催されている国際芸術祭で、2019年開催で4回目。(サカエ経済新聞)

 津田さんは東京都出身のジャーナリスト、メディア・アクティビスト。早稲田大学在学中よりIT関連のライターとして執筆を始め、2003年からジャーナリスト活動に取り組んでいる。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆する傍ら、ソーシャルメディアを利用した新しいジャーナリズムの形を実践し、「ナタリー」をはじめとするさまざまなオンラインメディアの立ち上げに携わった。現在はインターネットメディア「ポリタス」編集長、一般社団法人インターネットユーザー協会代表理事、早稲田大学文学学術院教授などを務めている。 

 芸術監督の選考は、建畠晢さん、五十嵐太郎さん、港千尋さんら学識経験者7人から構成される芸術監督選考委員会が、5月・6月の2回にわたり議論。同委員会の推薦を受け、「あいちトリエンナーレ実行委員会運営会議」において津田さんを選任した。

 津田さんは「依頼を頂いた時には思わず二度見したが、物事の本質や、その多様な見方を他者に伝えるという意味で、アートとジャーナリズムは共通する部分があると思い、お引き受けすることにした。文化的不寛容の波が世界を覆い尽くそうとしている今だからこそ、アートやジャーナリズムの力が問われ、求められている。時代を切り取り、境界を超えて既知と未知をつなぐプログラムを、さまざまな人の力を借りながら全力で考えていきたい」とコメントしている。

 津田さんは8月1日付で芸術監督に就任予定。