渋谷・公園通りに筑後うどん店「久留米うどん」(渋谷区神南1、TEL 03-5428-0133)がオープンして2カ月が過ぎた。経営はHDL(同)。(シブヤ経済新聞)

 うどんは麺とだし汁を煮込んでから提供する

 渋谷区生まれ・育ちの芳賀大地さんが社長を務める同社。2003年に同ビル内に焼きとん串焼き店「やきとん大地」を開いて以降、区内に4店舗5業態を展開している。芳賀さんが久留米市の町おこしに携わる人と出会ったことを機に、同店を出店した。

 店舗面積は約10坪。席数は2人掛けや6人掛けなどを用意するテーブル席、カウンター席などで25席ほどを用意。木目を基調にした店内には、久留米出身の画家・吉武弘樹さんの絵や同市イメージキャラクター「くるっぱ」のぬいぐるみをディスプレーするほか、出入り口には久留米がすりで作ったのれんを使うなど、久留米の「プチアンテナショップ」にもなっている。

 筑後うどんは「コシが柔らかい麺」が特徴で、同店では煮干しを効かせたダシ汁、提供前にダシ汁と麺を煮込むスタイルを採用。食材は、久留米製麺の朝倉産小麦「ニシホナミ」100%の生麺や1874(明治7)年創業のクルメキッコーのしょうゆなど久留米産をはじめ、福岡県内産のものを多く採用している。

 メニューは、かけ(450円)やきつね(560円)、ごぼう天(580円)などをそろえ、丸天(さつま揚げ)やのりなどのトッピング(120円〜)も用意。鶏の炊き込みご飯「かしわ飯」(240円)、久留米の無添加・手作りアイス店「古連」の抹茶アイスクリーム(220円)などのサイドメニューもラインアップする。客単価は500〜600円程度。

 オープン当初は久留米をはじめ福岡出身の人たちが来店したというが、現在では、近隣で働く人や地域住民など20〜60代など幅広く、女性客の方が多く見られるという。芳賀さんは「東京の方においしいものを知っていただき、一つの選択肢として挙げられる地方のうどんにしていきたい」と話す。

 営業時間は11時〜15時30分。土曜・日曜・祝日定休。