ドンキホーテホールディングス(目黒区)は、昨年5月に閉店した「ドン・キホーテ渋谷店」(渋谷区道玄坂2)跡を含む5千平方メートルを超える敷地で、ホテルや事務所などが入る複合施設の開発に乗り出す。(シブヤ経済新聞)

 「(仮称)渋谷区道玄坂2丁目開発計画」として2022年4月をめどに完成を目指す同プロジェクト。渋谷・文化村通りの「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」(宇田川町)開業に伴い閉店した旧店舗跡を含む土地に、地上28階・地下1階、高さ130メートルの建物を建設する。敷地面積5737平方メートル、延べ床面積4万1800平方メートル。店舗・事務所・ホテル(300室)が入る予定で、来年1月に着工する。

 同社はこれまでにも、ドン・キホーテ後楽園店(2014 年8月開業)、同あべの天王寺駅前店(同、2017年4月)と、同じ建物内にホテルを含む施設を開発・建設。新たに開発する渋谷の施設のホテル運営事業者は「未定」(同社)で、新施設に自社店舗を出店するかも「未定」という。

 広域渋谷圏では2020年東京五輪・パラリンピックに向け、昨年5月キャットストリート近くに「TRUNK(HOTEL)」(神宮前5)、公園通りに今年2月、アパレル店併設型ホテル「hotel koe tokyo」(宇田川町)、神南エリアに3月、「HOTEL EMIT SHIBUYA(ホテルエミット渋谷)」(神南1)、カプセルホテルを応用した「ザ・ミレニアルズ・シブヤ」(同)がオープンするなど、ホテルの開業が相次いでいる。

 MEGAドン・キホーテ渋谷本店では旧店舗と比較して免税売り上げ2倍を目指す中、宿泊客増加に伴い五輪以降もインバウンド需要を見込む。